「父の日」いらんだろ
母の日に対して「父の日」ってどう?
というアンケートをLINEがやったら、
89%の父親が母の日に比べて「格差がある」、と答えた。
ほっとけよ、と思ったけれども、
LINEとしてもギフト買わせたいんでしょ、
それはそれでいいのか、と。
そもそも「父の日」って必要なのか?
感謝したい、感謝されたいなら、誕生日で十分じゃない?
そもそも「父の日」ってなんだろう、って調べてみた。
起源はアメリカ。南北戦争が終わり(1865年)、
兵隊から帰ってきた父親から、男手ひとつで育ててもらった女性が、
母の日にならって父の日をつくって欲しい、と教会にお願いし、
その翌年、最初の父の日のセレモニーが行われた。
教会にお願いしたのは1909年。
どのサイトでみても、同じエピソードが書いてある。
ウソくさくない?
40年以上たって、育ててもらった父親に感謝したくて、って。
日本には戦前から伝わってきてはいたけれども、
本格的(ってなに?)なったのは1981年、
「日本ファザーズデイ委員会」が立ち上がって、
「ベストファーザーイエローリボン賞」を贈るようになったことから。
誰かをベストファーザー選んで、イベントやって、
それをメディアが報じてちゃんちゃん。
LINEにしろベストなんちゃらにしろ、そんなもんですよ、父の日って。
(むすめから「いつもありがとう!」ってLINEきたのはうれしかった)