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【釜石ごはん】口から火を吹くほど辛い「ゴジラーメン」
ジンギスカンかラーメンか
ジンギスカンとラーメン。
移住者にして釜石の美味しいものを知り尽くしているがんちゃん #feriaskamaishi
といく釜石おいしいものめぐり「釜石ごはん」。
今回は「よしや」。
「よしや」は唐丹という町にある。
釜石の市街地からクルマで20分ほどかかる。
釜石は旧南部藩で、盛岡につながっていたけど、
釜石の中で唐丹だけは、旧伊達藩でつながりは仙台。
「よしや」、「ジンギスカンとラーメン」。
ジンギスカンかラーメンか選べ、と。
釜石市民にとってジンギスカンは遠野の食べ物。
ジンギスカンは大好きなんだけど、
釜石市内にはお店がなく、
クルマで40分ほどの遠野にまでいって食べる。
そのジンギスカンが、20分で食べられる。
これはいい!
なのに、ラーメンもあるのか!
これはどうしたらいいんだ?!
果てしなくうまいミニラム丼
という人のために、ミニラム丼がある。
ミニラム丼は麺類を注文した人のみなので、
まさにラーメンもジンギスカンも、という神メニュー。
胃袋が大きめのがんちゃんは迷わずミニ丼セット。
わたしはセット無理なタイプなのを知ってて、
がんちゃん、やさしい。
「むらさん、一口どうぞ」
ラム肉、柔らかいけど噛みごたえがある、
タレも甘すぎず、ごはんによく合う。
んんんんんん〜〜〜〜〜。
ふた口めにいきたいけど、ぐっとがまんして、
注文したゴジラーメンに。
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ゴジラーメンは、辛味噌ラーメン。
お店の人に「ゴジラーメン」の由来を聞いたら、
「むふふふふふふ」
なぞの微笑みのあと、
「火を吹くほど辛い、っていうことなんだけどね……」
なぞの含みを残して厨房に。
ひと口食べる。
辛い!
なるほど。
だけど、火を吹くほどではない。
ふた口めから、少しずつ慣れてきたのか、
辛さもマイルドに感じられるようになってきた。
もしかすると、丸鶏の出汁の滋味深さが、
辛さをリセットさせているのかもしれない。
麺も釜石ラーメンの細麺よりもやや太い麺。
スープを口の中までたくさん乗っけてくれている。
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休みの日にわざわざ
勤め人のがんちゃんは、お昼休みは12:00〜12:59と、
きっちり決められている。
だから、ふだんのランチは職場の周辺が中心になる。
今回、クルマで20分かけて「よしや」にいったのは、
がんちゃん仕事が休みの日だったから。
休みなのにわざわざランチにつきあってくれて申し訳ない。
(しかも、交通弱者のわたしをクルマで運んでくれて)
といったら、
「いや〜、休みの日になにも予定入れないと、
一日中寝て過ごすことになっちゃうときもありますから」
がんちゃん、滋味深いゴジラーメンみたい。