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あらゆる人は、ヒーローでありヒロインである
コーチングなどのワークに、「ヒーローインタビュー」がある。
昨日のゼミでは「10年後の自分」ヒーローインタビューをやった。
ゲスト講師は山原すすむさん。
ゼミ生が別の授業で山原さんのワークを受け、
すごくよかったので、ということでお招きした。
大隈塾でも「ヒーローインタビュー」をやるが、
そのヒーローインタビューは「過去の自分」。
ほめられた経験だったり、うれしかったこと、ありがとうといわれたこと、など、
それがいつのことで、どんなことで、誰がほめてくれたか、感謝してくれたか、
その経験がいまどんなことにつながっているのか、
ということをインタビューをする。
ペアワークでやるので、インタビューする側とされる側は交代する。
そのあと、全体で自己紹介ではなく他者紹介をして、
自分のペアがどんなすごい人なのかをスピーチする。
ペアの紹介と同時に、ペアへの応援スピーチでもある。
「10年後の自分」ヒーローインタビューは、
終わったあとに「ゆめシート」に共感したことや感想を書いて渡す。
ペアへの応援メッセージだ。
どちらのインタビューも、過去の自分か現在の自分かを肯定する。
自己肯定感のアップにつながっていくのと、
インタビューするほうは、他者を理解することになる。
自己理解、他者理解、チームビルドとして有用なワークが
「ヒーローインタビュー」。
あらゆる人は、ヒーローでありヒロインである。
たとえそれは、小さな「ありがとう」からであっても。