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ちゃんと自分のアタマで考えてるか?
本を読んでいたら
子曰く、学んで思わざれば則(すなわ)ち罔(くら)し。思うて学ばざれば則ち殆(あやう)し
『論語』のあまりにも有名な一節にであった。
「先生はおっしゃいました。学んでも自分アタマで考えなければうわっすべりのまま。一方で、考えるだけで学ばなければ、独善に陥る恐れがある」
という意味。
わたしはそれなりに本を読むし、勉強もするし、講演会や研修に参加する。自分に投資はしているけれども、学んだだけで終わってないか?
学んだその先のことを自分のアタマで考えてるか?
学んたこれと、学んだあれをくっつけて「新しい結合」=イノベーションを起こしているか?
ちゃんとやんなきゃなあ。
そして、若いころにいわれた言葉も思い出した。
「理論の裏付けがないアイディアは、それを『ただの思いつき』という」
学生時代、新宿のゴールデン街でよく遊んでいたときに、
酔っ払いで人の良いおっさんだと思ってた人に、ずばっといわれた。
「むらたさあ、いつもお前いろんなこというけどさ〜」
と酔ってごきげんでそういってからの上記のひと言だった。
もっと勉強しろよ、社会人舐めんなよ、と。
その人も、わたしにとっての「子」だった。