娘とごはんを食べて考えた
こないだ、娘と晩ごはんを食べた。
おいしかったし、楽しかった。
翌日が元のかみさんの誕生日で、
誕生日には母子たちで食べてたみたいだから、
なんか気を使ってそういうふうにスケジュールしたのかな、
とか思ったりもした。
世田谷公園の近くにあるSUNDAYというお店。
娘が学生時代にアルバイトしていたカフェで、
娘とときどき食べにいってたし、忘年会で使ったりもしてた。
オープンな雰囲気の半地下にあって、
階段を降りてお店までのアプローチがテラス席になってて、
写真のスタジオ兼ギャラリーがとなりで、
お店の内装はもちろん、そうした全体の雰囲気がアートな感じで、
中では世田谷マダム系がランチしてたり、
外ではアウトドアグループがBBQしてたり、
とってもいいお店だった。
こないだ、娘と晩ごはんを食べにいったら、
店長がワンオペでやってた。
仲の良さそうな若い店員たちが役割分担してたころを知ってるだけに、
なんだか寂しさを覚えた。
今年いっぱいで閉まるらしい。
これもコロナの影響なのかな、と思った。
飲食店はどこも人手不足。
コロナで人生変えた人、たくさんいるだろうな。
いろんな業界で、いろんな地域で、いろんな年齢層で。
いろんな思いがあって、いろんな苦労があって、いろんないろんながあって。
自分自身もその一人だし。
日本という国、というか政府も変わってしまった。
コロナで100兆円をばらまいた。
国民が生きていくためにはしょうがなかったとはいえ、
政府はばらまき体質、国民の一部はばらまかれ体質になっちゃって、
昨日国会で成立した補正予算は13.2兆円。
その7割は国債という借金でまかなう。
コロナ前は、補正予算はせいぜい4兆円だったはずで、
もはや借金体質はどうしようもないのか。
そしたら内閣に支持率は上がらないよね。
10~30代の岸田内閣支持率は9%程度だとも聞く。
高齢者たちは逃げ切れるだろうけど、
若者たちは積み上げられた借金に苦しみながら、
つまり消費税も所得税もなにもかにも上げられて、
生きていかなくていはいけないわけだから、
そんな内閣を支持するわけないじゃないか。
もうコロナの前には戻れないのかな。
って考えるのはコロナの真っ最中から終わっている。
戻るんじゃなくて、新しいスタンダードにしていく。
自分自身のことでいってもそうなんだ。
離婚をして家族じゃなくなったけど、
(わたし以外はいっしょに暮らしてるから、少なくともわたしは笑)
夫婦はもともとから他人だからいいとして、
親子は親子でそのまま親と子だろう。
改めてそう考えると、不思議な気分になる。
夫婦は他人だけど、親子は他人にはなれない。
いっしょに住んでなくても家族だ、っていえないこともない。
それこそ、ゆるい関係、weak ties(ウィークタイズ)な関係。
家族ってある時期過ぎたら、weak tiesのほうが心地良いかも。
でもそれまでに友だちつくってないと、
友人関係維持していないと、悲惨なことになりそうだけど。