南アフリカvsエディ・ジョーンズ
スクラムってやっぱりすごいな、と思った。
ラグビーワールドカップの準決勝、
イングランドvsニュージーランド、
南アフリカvsウェールズ、
観てて改めてそう感じた。
南アフリカvsウェールズ戦の64分、
ウェールズは敵陣5mでもらったペナルティで
スクラムを選んだ。
それまでどっちかというと劣勢だったスクラムで、
あえて勝負にでた。
結果、ウェールズスクラムは南アフリカスクラムをかち上げ、
バックスに回してトライを上げた。
実質的なスクラムトライだった。
16-16。
ウェールズファンは悶絶しただろう。
これが日本代表だったら、と考えるだけで目頭が熱くなる。
ことスクラムに関しては、これが妄想ではなく、
あり得るシーンだとニワカな私でさえ思えるほど、
日本代表のスクラムは強くなった、ということでもある。
ニワカな私でさえ、
スクラムはラグビーにとって重要なプレーであり、
地味に華麗なプレーであることがわかってきた。
ふとあらぬことを考えると、
南アフリカにとって決勝戦は、
旧宗主国イギリスに足元を救われたニュージーランドの敵討ちだ。
しかも、前回エディ・ジョーンズ率いる日本に負けてる南アフリカは、
またエディ・ジョーンズが相手である。
やっぱりおもしろいなあ、ラグビーワールドカップは。