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「管理職」から「支援職」へ

昨日「マネージャーのなすべき10の行動」について書いた。

①メンバーからの意見を受け入れる
(インクルーシブ・リーダーシップ)
②理想を示す
(変革型リーダーシップ)
③矛盾を認める、AかBかではなく、AもBも
(パラドキシカル・リーダーシップ)
④メンバーに寄り添っていく、利他的
(サーヴァント・リーダーシップ)
⑤メンバーに助言を求める。対等な関係
(謙虚なリーダーシップ)
⑥メンバーとの関係の質を高める
(LMX Leader Member EXchange)
⑦信頼されているなあ、とメンバーに思ってもらう
(被信頼感)
⑧文化的な背景のち外を認める
(文化的理解)
⑨誠実かつ公正に
(倫理的リーダーシップ)
⑩力による統制より尊敬によってチームをまとめる
(パワーとステイタス)

ここにあるのは、「強いマネージャー」「強いリーダー」ではない。
「引っ張っていく」ばかりのリーダー、マネージャーでもない。

ONE JAPANの濱松誠さんは、釜石での研修で、

「管理職」から「支援職」へ

といっていた。
マネージャーがメンバーに対して、
あれやれこれやれ、というだけではなく、
たとえば期日間際でもたついている部下に、
「どういうサポートが必要?」
「組織としてなにを支援できる?」

と尋ねてみる。

管理する役職ではなく、支援する係り。

マネージャーは「管理する」人ではなく、
「支援する」人である、ということ。