組織開発のためのグラファシ
グラフィック・ファシリテーションの体験会を開いた。
グラフィック・ファシリテーションは、議事録をつくることではない。
グラファシは、プレゼン資料を作ることでもない。
グラファシは、議論の場をつくること。
小さい意見を拾い上げ、
声がデカイだけの意見を一休みさせ、
話し合いの場を活性化させる。
場づくりであり活性化であり、
それは「見える化」でもある。
グラファシの「見える化」ってなんだろうか。
組織開発においては、
見える化は「データ化」。
データ化することによって、イメージできるようにし、
イメージできるようになれば、
それぞれがその組織のイメージをすり合わせることができ、
対話ができるようになる。
グラファシの見える化は、
発言する人のまだ言葉になっていない部分、
感情とか気分とか、価値観歴史館、
そんなものを拾っていく。
イメージを合わせていくためのツール。
イメージを合わせれば、対話ができるようになる。
ということは、組織開発もグラファシも、
大事なのは「見える化」。
そして、イメージをすり合わせる。
対話をする。
講師の山田夏子さんは、
会話、対話、議論
を分けるように勧める。
会話は、チャット。
議論は、A案B案あったら、それをどっちかに擦り寄せる。
つまり、結論を出す。
対話は、繰り返すけど、イメージをすり合わせる。
なぜそれが大事なのか。
価値観がいろいろになったから。
成功の方程式がなくなったから。
衆知を集める必要があるから。
ざっくりにいうと、
若手が黙ってついてくるタイプではなくなったから。
どうやって、組織を組織として稼働させるか。
そのためのツールがグラファシで、
そのツールを使えるようになりませんか?
というのが、グラファシ体験会の目的。
大隈塾リーダーシップ・チャレンジの派遣企業を対象に行った。