いつかはきっと自分たちも
ラグビー「リーグワン」の決勝戦をパブリックビューした。
その前に、会場の前の広場で「かまラグチャレンジ」。
釜石シーウェイブスの選手たちと市民との交流会。
小さなラグビーボールを立ててゴールキックを楽しんだり、
野球やサッカーでよくやっている「的あて」、
ラインアウトのときのリフトアップや、
ボールを持って相手に当たっていくプレイもあった。
子どもたちや小中学生も楽しんでいたが、
あんがいラグビーのオールドファンというかシルバープレイヤー、
86歳の元ラガーマンも「すごく楽しかった」と喜んでくれていた。
市民と選手たちとの触れ合いはコロナ以降初めて。
肌寒かったが、十分楽しめた。
楽しんだあとは、KAMAISHI PITでパブリックビュー。
リーグワンのプレーオフ決勝戦で、
リーグ2位の東京ベイ(クボタスピアーズ)が17-15でリーグ1位の埼玉(パナソニックワイルドナイツ)を破って、初優勝を果たした。
東京ベイって、そんなに強いチームではなかった。
トップリーグの下部リーグにいて、
釜石シーウェイブスと入れ替え戦を戦ったこともあるようなチームだった。
10年以上の強化時間を経て、初めてトップ中のトップに這い上がった。
優勝を決めたチームのメンバー、スタジアムにいるファンの狂喜乱舞を、
パブリックビューのでっかいスクリーンで見て、
会場にいた釜石市民、シーウェイブスの選手たち、
市役所職員含めてラグビーやスポーツ関係者たち、わたしも含めて、
「いつかきっと自分たちも」
と思っていた。
ファンと選手たちが積み上げてきた努力に敬意を表しつつ、
その上でのイノベーションをやっていけば、
「いつかはきっと自分たちも」
を、ほかの地域のチームとファンに感じさせることができるはずだ。
と、わたしは強く信じている。