うにしゃぶはうにをしゃぶしゃぶするんじゃなくて、うにスープでお刺身をしゃぶしゃぶして食べる絶品
うにしゃぶ。
これが美味しい。
三陸産のうにと貝からとった出汁をベースにしたスープに、
お刺身をしゃぶしゃぶして食べる。
ホントに美味しい。
とくに、イカ、タコ、ホタテがうにスープとの相性が良く、
意外なのがワカメ。
デコボコした形状が思いの外スープを口の中に運んでくれて、
あつあつでコクのあるうにスープが口の中で踊りだす。
ひゃ〜〜〜!
昨日は「うにしゃぶスープのお振る舞い」イベント。
釜石駅前の「市場」サンフィッシュで、
スープとシメのごはんは無料の「お振る舞い」。
しゃぶしゃぶする具材は「市場」の中の店舗から買ってね、
というシステム。
釜石の新しい名物にしよう!!
と、地域おこし協力隊の清原拓磨くんと横木寛裕くんが主催した。
実は、スープ自体はかまいしDMCが開発したもので、
わたしが移住してきたコロナちょっと前ころは、
当時のオープンシティ推進室長のイシイさんがPRのために、
視察やら営業やらで釜石に来てくれた人たちを連れて、
毎晩のようにうにしゃぶを食べまくっていた。
(いつかこの人は痛風になるんじゃないか)
と心配した人がたくさんいた、という話を聞く。
いまのところ、居酒屋のマミーが店舗で提供している。
予約制になってるので、予約時に「うにしゃぶ」といえば、
突き出し(お通し)に焼きうにのおにぎりが出てきたり、
さらにシメでパスタを入れてうにスパゲティに。
さらにさらに残ったスープにごはんを入れてうに雑炊に。
うにしゃぶの美味しさと同時に、恐怖のカーボンアタックも楽しめる。
今回の「お振る舞い」でも、ごはん付きだったが、
実はシメラーメンもありだと思っている。
麺は市場の中にある「駅前食堂」で買って茹でてもらって、
プラス100円お客さんからいただいて、
駅前食堂に支払う。
わずかだけど、駅前食堂の売り上げになる。
シメにラーメン、食べたかったなあ……。
そして思ったんだけど、
市場のお店で具材を買うのはいいんだけど、
すべてプラスチックトレイに梱包されてる。
そこそこ買い物すると、食べ終わったらゴミになるし、
せっかく市場の中で買い物するんだから、
切りたて、盛りたてのお刺身がよかったなあ。
キレイなお皿じゃなくていいけど、
その場で食べるわけだから、ちゃんとしたお皿で。
料理はお皿で決まる部分も大きいし。
少し時間かかってもいいから、
「いま捌いたばっかりのを盛るから、ちょっと待ってね」
って、そのちょっとの手間と焦らしが美味しさを倍増させる。
釜石の市場の中でやるからこその体験。
味で楽しんでもらい、体験で記憶に残してもらう。
ああ、また食べたくなった〜、うにしゃぶ。