中国製品の値段が安いのは日本スルーだからなのか!
住んでるシェアハウス近くの量販店で、新しい冷蔵庫を買った。
目からうろこだった。
Haierがダンゼン安い。
日本メーカーの2/3とか、下手すると1/2の価格。
中国のメーカーだから「安くて当たり前」なんだけど、
機能も充実してるし、
というか、冷凍パーツが日本製のより比率が大きくて、
欧米メーカーっぽい、とK'sの売り場の人はいってたし、
ともかく、安くて機能もよくコスパがいい。
ふと思って、売り場の人に
「なんでこんなに安いんですか?」
と聞いてみた。
その人は、
「たくさんつくってますからね〜」
と。
ずっとずっと、工賃が安いからだと思ってた。
ホワイトカラーの仕事は、たとえば初任給なんて日本の比じゃないくらい高くなっているし、年収も日本よりも高い。
だけど、貧富の差が大きくて、工場労働者はまだまだ、
という「固定された認識」のままでずっといた。
そっか、たくさんつくっているから安いのか。
(スケールメリット、っていまでもいうんだろうか)
欧米タイプのものをつくっている、ってことは、
ヨーロッパとアメリカがメインの市場で、
東南アジアとかインドなんかもサブの市場で、
だからたくさんつくれるんだね、といまになって気がついた。
日本には日本人がつくったものをマネしたもの、
つまり日本人が好むようなものではなく、
欧米人が好むようなものを独自にデザインして、
そのおこぼれが日本に輸出されている、ってことなんだ。
Amazonでばかり買い物してると世の中に疎くなる。
固定された認識とか偏見とかに囚われてると世の中見えなくなる。
2拠点生活してて視野が広がってると思っていたら、
そっちじゃない方向では視野が狭まっていたなあと、
思いながら、荒川の土手を気持ちよく歩いていた。