ホタテ30個、朝から向きまくった。
殻を開け、身を取り出し、
貝柱、ひも、生殖巣、ウロ(胃・肝臓)などを仕分けした。
1時間かかった。
(スクショはヤマキイチ https://www.yamakiichi.com/about-oyoguhotate/zukan.html)
NIPPON TABERU TIMESメンバーのかなでが、
http://taberutimes.com/
「ホタテ、いりますか?」
とLINEでいうので、
「欲しい! けどいま西表島にいるから……」
北海道のナマのホタテ、
西表島の人たちに食べてほしかったけど、
そんな甘えたこともできないし。
だから、
「しばらくして送って」
って返事して、忘れていたころに、ちゃんと贈ってくれた。
かなでは北海道の漁師の娘。
実家の船が獲ってきたホタテを送ってくれた。
ホタテ30個、1時間。
漁師町のおばさんたちがささささ〜、
っとホタテをむいてる仕事に比べたら
なんて効率の悪い作業だろう。
むいてもむいても終わらなくて、
分けても分けても終わらなくて、
手が冷たくてイヤになって、
でも1時間。
もっと長く長く、速く速く、寒い浜辺の小屋で
むきまくってわけまくってくれてる、
おばちゃんたちのおかげで、
ようやく東京でも、活きのいい、美味しいホタテが食べられる。
アタマの中でわかってて、
何度も体験してるけど、
ホントは忘れていた、このこと。