「全国に100の企業城下町」構想
自民党の国会議員木原誠二さんが、
「全国に企業城下町を100つくる」
といってた。
トヨタの豊田市。
ジャパネットたかたの佐世保市。
JINSの前橋市。
パソナの淡路島(淡路市)。
のように。
YouTubeの「木原、平の地上波いらず」というチャンネル。
木原さんは、
「日本が元気でない一番の原因は、東京一極集中」
なので、
「あちこちに企業城下町をつくって、企業に教育も病院もぜんぶやってもらう」
人材育成と医療、たしかに地方が「これやんなきゃ」なのに、
手薄になりがち、どんどん剥ぎ取られていっている分野。
企業城下町とは、
これと地方創生を組み合わせる。
かつて釜石は、新日鉄の企業城下町だった。
いまでもそうだけど、規模が全然ちがう。
鉱山の近くには新日鉄で働く人たちだけの街があって、
学校も病院も映画館も飲み屋街もあった。
港の方では、川岸を埋め立てて街をつくり、
同じく学校や病院や映画館や体育館やらを建て、
サークル活動も盛んだった。
そのひとつが、ラグビー部だった。
いま、ローカルDXを進めるうえで、
「鉄と魚とラグビーのまち」
の再定義、リブランディングをしなきゃね、という話になっている。
釜石工場は小さくなったとはいえ、
東京の本社はアメリカのUSスチールを買収するくらいの大企業。
そこにはいろんな知恵と勇気と資本と人材と情報がある。
サイズとシステムを違えて、もう一度企業城下町へ。
「鉄と魚とラグビーのまち」は、ぐるっと一周した感じか。