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人として正しいことをやる

熊本に行ってきた。

再春館製薬所と大隈塾のミーティング。
リーダーシップ・チャレンジの4月から昨日までの講義とワークショップの報告と、
10月からスタートするキャプテンシップ・チャレンジの説明。

再春館製薬所といえばドモホルンリンクルだが、
わたしにとっては「社食」ランチ。
人事の担当さんや社長さんたちのご理解いただき、
年2回のミーティングは必ずランチを挟ませてもらっている。

昨日のランチは、冷製パスタ。
レアメニューらしい。
好みの量のスパゲティを皿に盛って、
そこに梅味ときのこのとろみソースを適量かける。
ソースには係の人が、刻んだシソの葉を適宜加えてくれる。

冷たい料理で身体を冷やさないように、
冬瓜のあったかいスープが添えられている。
さすが漢方由来の製薬所だ。

冷たくてとろりとしたきのこと梅ソースパスタ

食事には、大隈塾の卒業生たち5人が集まってくれた。
2020〜23年度の受講生。
受講している当時のニックネームを、年次が違っているのに呼び合ってくれている。
これは密かにうれしい。

一番印象に残った講義は? の質問に、おっしー(23年度生)が
「釜石ですね」
ぼそっと。
「究極の危機的な状況に陥ったときの判断基準は、
『人として正しいかどうか』
だっていうこと」

青紀土木の青木健一さんが講義で語った言葉だ。
津波で被災した地域の瓦礫撤去作業は、
作業員にとって辛さの極限にあった。
そこを指揮命令したリーダーから、肚の据え方を教わった。

「ときどきその言葉を思い出して、考えるようになりました」

わたしもその講義で、釜石の人たちが乗り越えてきたものがいかに大きかったか。いまさらながら気がついた。

今年も8月、大隈塾の釜石ツアーがある。
今年の受講生は、どんなことを学びとってくれるだろうか。


ひさしぶりに会う仲間たちだった
ウェルビーイング度高い会社だ