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大学卒業後のミライにワクワク

「かせぎ」と「しごと」と「くらし」という話。

5月7日(金)大隈塾は「大学卒業後のミライにワクワクしてみよう」
がこの回の目標。
6限のグッループワークでは「仕事観に触れてみよう」というテーマで、
自分の仕事観について見つめてみた。

「なぜ働くんだろう」という問いの答えをいくつか用意して、
たとえば、
・生活に最低限必要なお金を得たいから
・余裕がある生活をしたいから
・仕事をすることで成長したいから
・成功して有名になりたいから
・社会に影響を与えたいから

など10項目について、重要度を5段階で表してみた。
・生活に最低限必要なお金を得たいから:5
・余裕がある生活をしたいから:5
・仕事をすることで成長したいから:3
・成功して有名になりたいから:5
・社会に影響を与えたいから:5
とか。

そのあと、それぞれ設問に対して、ちょっと掘っていく。
たとえば、
・生活に最低限必要なお金を得たいから:5
な人には、
・あなたにとって仕事とおカネの関係は?
・「贅沢」とか「豊かさ」ってなに?
とか。
ワークシートを用意して個人ワークで書き込み、
グループワークで対話をした。
(『働き方の哲学』ワークシート ディスカバー21 を参考)

なんで働くんだろう、
どんな働き方をするんだろう、
どんな生き方をするんだろう、
というぼんやりと思っていることを、言語化した。

わたしがまとめの「ひとこと」でしゃべったことは、
「かせぎ」と「つとめ」と「くらし」、ということ。

210509大学卒業後のミライにワクワク1

「かせぎ」は稼ぎ。会社での賃金労働で、生活上とても大事。
上司部下関係で仕事をしていく。
これなしでは生きていけないし、社会的なステータスもここから得られやすい。
だけど、組織の「当たり前」が自分と社会との「当たり前」になって、
経験値を上げれば上げるほど、視野が狭くなりがち。

「しごと」は仕事、務め。生活を支えるための仕事だけど、
どちらかというと価値労働、ミッションベースの仕事。
自分のペースでの働き方であり、複業がこっち。
知恵をシェアし合うコミュニティがあって、
経験値を上げるほど、視野が広くなる。

「くらし」は暮らし。食べるものとか使うものとかを自分でつくる。
家族やご近所さんとの付き合い、地域コミュニティの中での生活。
生きがい、みたいなもの。

この「かせぎ」と「しごと」と「くらし」をバランス良く保っていくのが理想だけど、
時期によっては「かせぎ」が突出するときもある。
だけど、アンバランスであることはちゃんと自覚して、
自分のライフステージに合わせて、バランスを調整していく。

ワーク&ライフバランスというより、
ワーク&ライフインテグレーション。

大学卒業後のミライにワクワク、して欲しい。