
いわゆる「女子力」の中に、「有事の際のリーダーシップ」も入れておいたほうがいいのではないだろうか
健康かあ!!!!!
と、まずは思った。
新コロになって、オンラインになって、
学校とか大学とかの役割について考えさせられる機会が増えた。
先日もオンラインの学びイベントで、
立教大学の中原淳先生が、
「有事のリーダーシップ:学びを保障し、学びをアップデートせよ! リーダーシップ格差を子どもの格差につなげるな」
という講演をなさった。
その中で、「学校の役割」について、
・健康
・つながり
・教育
のみっつを挙げていた。
健康。中高生は一斉休校で2時間ずつ、睡眠とスマホいじくる時間が増えた。
学校がある=起きる時間が一定。
学校がない=起きる時間が一定しない。
そういえば、春休み一斉休校のときに知り合った高校生は、
とめどなく寝てて「こりゃダメだと思ったけど、友だちにも会えないし」
ということで、しばらくダラダラしてたけど、
いよいよ自己嫌悪になってきて、
友人二人でYoutube番組を始めていた。
ダラダラからYoutuberへと一気に攻め込んでいくのはさすがだと思う。
けど、大学生も負けてなくて、
オンライン寺子屋立ち上げて小中高生の勉強をみてあげたり、
オンライン新歓したり、キャンパスツアーしたり。
そんなことやるのはきまって、女子たちなんだよね。
女子はアクティブ・ラーナーになりやすいんだな。
なんでだろう。
男子は将来既存のルートに乗りやすく、
だから、いずれはそこへ戻る、ジタバタする必要ない、
という体質で、
女子はそんな優遇措置が働かないと知っていて、
有事のときには「なんかしなきゃ!」、「埋もれてしまう」
と行動する。
あるいは、男子はアタマの中で費用対効果を計算し、
リスクやコストの割にはほめられることは少ないな、
と感じるとすばやく「やらない理由」を立て続けに出してしまって、
けっきょく動かない。
女子はほめられるとかいう自己能力承認欲求よりも、
「でかした!」「そうだよね!」っていう、
共感欲求だったり感謝だったりのほうが心地良いので、
リスクやコストがバリアになるどころか、
リスクやコストがバリューになる。
だから動く。動くと、途絶えていた「つながり」が復活したり、
新しい「つながり」ができてきて、
その結果、「学び」を学校以外でも得られたりする。
女子力、のなかに、
「有事の際のリーダーシップ」
も入れておいたほうがいいのではないだろうか。
それで、「健康」にもどると、
休校期間にも大隈塾ゼミと講義をやって、
とくにゼミは午前中なので、
「生活のリズムが乱れずにすみました」
と感謝された。
午前中といっても10時30分だから、ほとんどお昼といってもいいんだけど、
まあそうなんだろうなあ。
生活のリズムは大事。
ルーティン、習慣化、ってよくいわれること。
そして、来週月曜日から「夏休みでも大隈塾ゼミ」が始まる。
ゲスト講師をお招きするのに時間がかかってしまったけど、
企画自体は夏休みが始まった8月のアタマだった。
この夏ゼミも、ゼミ生女子二人が企画運営しているんだよね。