
プロジェクト学習のおもしろさ
プロジェクトの中間発表。
第一フロンティア生命とのコラボプロジェクトで、
同社のwebsiteの魅力化が課題。
一ヶ月のあいだ、週一で朝8時から勉強会。
本社がある大崎に7時40分に集合し、
7時50分に同社入口ゲートで待ち合わせ、
社員さんの案内で中に入る。
保険の仕組みや「窓販とは?」というさまざまな基礎的なことを、
第一フロンティア生命のプロジェクトチームのメンバーから教わる。
そもそも金融リテラシーが低い。
お金を貯めたことがない。
お金を稼いだことがない。
でも生きている。
それはなぜ?
ということから考え始める。
そういう学生がつくるwebsiteなんて、
と思うか、
それこそユーザー視線だ、
と思うか。
学生としてもバカにされたくないので、
一生懸命に調べる、
ヒアリングにいく。
対話をして知識を深めてき、
グラフィック・レコーディングをしてもらって
イメージを共有し、
資料に落とし込む。
中間発表は、フィードバックをもらうことが目的だ。
大隈塾では、フィードバックを大切にしている。
すばらいい、いいね!はgood feedback、
こうしたらもっとよくなるね!はbetter feedback。
ダメ出しはしない。
意見を否定しないから、
ダメとはいわず、
いいけど、もっとよくしようよ、
というアプローチ。
だから、中間発表は50%の出来でOK。
下手すると30%ぐらいでやるときもある。
完成度はそんなもんで、
ともかくプレゼンしてしまう。
そして、役割分担も大事にする。
いっせいに座学をしたら、
データを引き出してくる人、
ヒアリングしてくる人、
それを統合する人、
グラフィックに仕上げる人。
役割をきちんと果たすこと。
役割分担のことを、
ノブレス・オブリージュ、
と大隈塾では考えている。
さて、
フィードバックをもらったら、
あとは自分たちで考え抜く。
知性をたくましくし、
感性を研ぎ澄まし、
アイディアをぶつけ合って、
インテリジェンスをつくりあげる。
One Teamだ。
結果はOne Teamになれるかどうか。
フリーライダーにならないようにする。
そのためには、コミュニケーションを活発化させる。
みんなを巻き込んでいく。
プロジェクト学習のおもしろいところは、
そんなことの積み上げにある、
と思っている。
仕上げまであと1週間。
ちょっとドキドキしている。