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コミュニケーションが下手ならどうするべきか? というと、コミュ力をつけるんじゃなくてほかのなにが得意なんだっけ?って紙に書きだしてみると、コミュ力じゃなくてもできる方法が見えてくる

「コミュ力(りょく)」なんていらない!」
なんて刺激的なタイトルなんだろう!

キャスターの石倉秀明さんの、朝渋でのテーマだった。
コミュニケーション能力なんていらないんだ、と。

なんで?

たとえば、石倉さんが前職で営業成績がダントツだったのは、
コミュニケーションが上手だったんじゃなくて、
リスト管理が上手だったから。
テレアポで電話を掛ける。
相手は留守だとすると、
その曜日のその時間にまた掛けてみると、
やっぱり留守。
ということは、そのタイミングで電話をしてもダメの可能性大。
じゃあいつならつながるのか?

というリストをつくっておくと、
ただそれだけでほかの営業マンよりも電話がつながることが多くなる。
つながったら、あとは会社がつくっているマニュアル通りに話をすればいい。
で、営業成績がトップになる。

石倉さんは、コミュニケーションは苦手だけど、
そうしたマネージメントは得意。

苦手は克服しない。
得意なところで勝負する。

じゃあ、自分はなにが得意なんだろう。
と、自分を分解してみる。
どんなことができるか、
どんなことをやらないといけないか、
紙に書き出してみる。

因数分解、といっていたけど、
わたしは数学が得意じゃなく苦手で、
因数分解と聞くとなんとなく逃げ出したくなる。
苦手は克服しない、
だから「因数分解」じゃなくて「書き出す」にする。

そうすると、案外ほかの人がやらないことなんだけど、
自分ならできる、という分野とかやり方がでてくる、こともある。
それならそこを、あるいはそこで攻めていけば、
ほかの人たちと競争しなくてすむ。

自分はどんなことが得意で、どんなことが苦手か。
苦手をなくすのではなく、得意を伸ばす。

もうひとつ大事なことを石倉さんはいっていた。

準備がすべて。

習慣化(ルーティン化)にならぶ、
最近よく耳にする言葉が「準備がすべて」。

得意と準備、とつぶやくのをルーティンにしよう。