チケットレスであれもなくなる
仕事上の必要があって、新幹線のチケットを紙で買った。
チケットを入れる袋を券売機の近くで探したけど、ない。
窓口のあたりで探したけど、ない。
切符や定期券の申込書を記入する台を見ても、ない。
窓口の駅員に聞いたら
「廃止しました」
と。
とっくのむかしに、という顔をしていた。
そりゃそうかもしれない。
わたしも新幹線のチケットはネットで予約する。
乗車するときはSuicaだ。
しかもアップルウォッチに入っているモバイルSuicaなので、
服のポケットやバッグからがさごそ取り出す必要もない。
チケットレスである。
ネットで買ってチケットレスのほうが、
割引率が高くて安く変える(東北新幹線)。
紙のチケットだと乗車変更が1回だけだが、
チケットレスだと何度でも変更できる(東海道新幹線)。
レスのほうが圧倒的に便利だからレスにしてきたが、
チケット袋がなくなったと知ったとき、
言いようもない喪失感を感じた。
なんでだろう。
今回紙で買ったチケットは、
仕事での関係者に渡すためだ。
その人には、裸のままのチケットを渡すのか。
いや、それは失礼だから、どうにかしないと。
ティッシュで包むか(笑)
コンビニでポチ袋を買うか。
チケットレスは、礼儀もレスにしてしまっていたんだなあ。