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チャンバラはダンスだ!
「すいません、出口はどこですか?」
ブラジルから来た女性。
常磐線新松戸駅、わたしもよくわからない。
常磐線と武蔵野線が立体で設置され、
2Fが常磐線のホーム、3Fが武蔵野線のホーム、
出口は1F、という構造だった。
あとから確認するとそうなっていたのだが、
わかりにくい案内になっていて、
上へ行ったり横へ行ったりしながら、
ようやく改札口いたどり着いて、
「どうもありがとうございました」
駅構内でのショートトリップは終了。
わたしは流通経済大学に向かう。
目指すのは「であう広場」。
新松戸キャンパスの文化祭だ。
メインのステージでは、チア、バトン、ダンス、沖縄三線、チンロン(ミャンマーの球技)のデモンストレーションがあって、
わたしが「おっ!」と思ったのは「タップダンス+殺陣」。
殺陣(たて)? チャンバラ?
殺陣(たて)は、日本の舞台や映画、ドラマなどで行われる武器や素手による戦闘シーンの演技を指します。時代劇や歴史ものに登場することが多く、観客に迫力や美しさを伝えるために、動きや間合いが計算され尽くした演技です。
殺陣の語源は、昭和初期の映画監督牧野省三が名付けたとされていて、
「殺しの陣立て」から「殺陣(たて)」になった、と。
いままでなんとなくスルーしていたんだけど、
殺陣と音楽を組み合わせたら、チャンバラがダンスに見えた。
ふわっふわっふわっとした動きの美しさ、
演者の表情、衣装の動きが調和してて、
ああこれは芸術だったんだ、と気がついた。
それがタップダンスを合わさったとき、
タッタカタッタカなリズムとふわっふわっふわっとした動き、
なんだか感動すらした。
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釜石でも子どもたちのダンスに火が着きつつあるが、
「ちあ釜」のカラーガードもあるし、タップダンスとか加えていくと、
新しいスポーツが子どもたちを中心としてどんどん広がっていく予感がする。
気持ちにリズムがついた「であう広場」だった。
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