「鉄と魚とラグビーのまち」だけじゃなくて
「消滅可能性自治体」が公表された。
釜石市も消滅可能性あり。
しかも、9ランク中下から2番目の
自然減対策が必要で、社会減対策が極めて必要
に指定されている。
「消滅可能性自治体」とは、2050年までに
・今後も自治体間の人口移動が続く
と仮定した場合に、
・20〜39歳の女性が50%以上減る
と予測できる自治体のこと。
釜石市は61.8%。
いまの女性の半分以下。
人口減少が進み、自治体運営がたちゆかなる状態のことを「消滅」といっている。
「消滅可能性自治体」である釜石市は、
人口の「自然減」=子どもが生まれない
人口の「社会減」=若者が街から出ていく
の対策が必要で、社会減対策は「極めて」必要、と。
自然減対策が必要で、社会減対策が極めて必要
若者、特に女性にとって魅力のない街になっている。
「鉄と魚とラグビーのまち」
が釜石市のキャッチコピーだ。
戦後から20世紀中はそうやってまちをつくってきた。
(1898年高炉停止、2001年ラグビー部を地域クラブチーム化)
21世紀になって24年が経つ。
クルマの両輪、というたとえをすれば、
一方が20世紀の「鉄と魚とラグビー」
もう一方の21世紀は、どんなキャッチコピーにするか。
10年前に消滅可能性都市が公表されたときは東京に住んでいて、
どこか他人事だった。
いまは、まったくの当事者になった。
チャレンジのしがいがあるテーマだ。