生み出す金銭的価値はゼロだけど
ひさしぶりに鴨川自然王国にきている。
夜、薪ストーブに火をつけようとして、
なかなか火がつかず、
新聞紙をばんばん燃やすことになり、
火力はあるけど持続力がない炎にため息。
鴨川自然王国は山の中にある。
王国より上には民家はない。
このあたりでは一番、空に近い。
昼間は、切りっぱなしにして山積みにしていた竹を、
別のところに移して、焼いて竹炭にする準備を手伝った。
積んである竹を運ぶだけ。
何回も往復するうちに、
これってなんの価値があるのか、考えた。
どんな価値を生み出しているのか。
金銭的には、なにも生み出していない。
時給ゼロ。
じゃあ、なんでこんなことしないといけないのか。
生み出す金銭的価値はゼロ。
働いても収入にはならない。
価値は生み出さないけど、
意味は生み出していた。
竹やぶを整理して、景観が良くなった。
景観が良くなれば、その地域での住心地が良くなる。
今回はそのことの後始末。
稼ぎにはならないが、コミュニティでのお務めにはなっていた。
午前中はリモートで金銭的な稼ぎの仕事をして、
午後は地域のお務めの仕事をした。
これも、ワーケーション。
ようやく薪ストーブの薪がおきてきた。