幸せをシェアする贅沢
人生における真の贅沢とは、人間関係における贅沢である。 サン=テグジュペリ
すべての悩みは、対人関係の悩みである。
アルフレッド・アドラー
人と人とのつながりが、幸せを運んでくることもあれば、
困惑を招いたりもする。
いまその関係性が薄くなって、孤立したり孤独になっている。
昨日の大隈塾ゼミは、PORTOというソーシャルバーを運営している嶋田匠さんがゲスト講師だった。
ソーシャルバーというのは、日替わりで店長が変わっていくバー。
一日店長ならそうめずらしくもないけど、
日替わりで、誰かが定期的に店長になる、
というのはあまり聞かない。
しかも、
誰かが、であり、誰でも、でもある。
誰でも参加できる居場所みたいなところ。
嶋田さんはそれを「よりどころ」という。
存在価値が認めれれる関係性、が「よりどころ」。
「よりどころ」があれば、「やくどころ」もある。
「やくどころ」は、提供価値が認められる関係性。
コアキナイプロジェクトというプロジェクトをやってて、
シャアハウスや学びの場、小さなビジネスをいくつも展開している。
コアキナイは「小商」であり「個商」でもある。
「個人の<らしさ>を活かした、ムリのない大きさの商売」
と嶋田さんはいう。
コアキナイは、不特定多数に向けたマーケットインのビジネスではなく、
特定少数に向けたパーソナルアウトのビジネス。
社会全体を支えるシステムではないが、
人間関係において幸せをシェアするシステムではある。
人生におけるホントのゼイタクは、幸せをシェアすることである。