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スタジアムでラグビーフェスを
タグラグビー大会のスタッフに入れてもらった。
「釜石市小学校対抗タグラグビー大会」
釜石市の(ほぼ)すべての小学校が参加する。
小学4年から6年生の男女混合、5人で1チーム(控えの選手もいる)、
1小学校から複数のチームが出て、
ブロックに分かれて総当たり戦。
同点の場合、5人全員でじゃんけん大会。
上位2チームが決勝トーナメントに進み、
下位チームは「フレンドリーリーグ」で、また総当たり戦になる。
3年生以下ももちろん参加できる。
ただし、チームをつくるんじゃなくて、
みんなでいっしょに、釜石シーウェイブスの選手たちとラグビー体験。
ああもう、ここまで書いただけでステキすぎて涙が出てくる……。
すべてといっても9校しかないんだけど、
釜石市のすべての小学校から子どもたちが鵜住居スタジアムに集まって、
もちろん全員参加ではなくて、自由参加なんだけど、
ふだんはサッカーだったり野球だったりバレーボールだったりバスケットボールだったり卓球だったり、空手とか柔道とかもいるかもしれないし、吹奏楽部(あるかな)とか習字部とか美術部とか、
そんな子どもたちが集まって、スタジアムでタグラグビーをする。
部活の大会じゃなくて、小学生たちの大運動会ってこと。
釜石市と教育委員会とラグビー協会とシーウェイブスとロータリークラブ、
産官学がこぞって全市の小学生たちの大運動会を主催共催する。
いま、部活を学校から地域に移そうとしている。
授業以外での教員の途方もない負担を減らそう、ということだけれども、
そうした世の中の流れのなかで、
地域が力を合わせて小学生たちのスポーツ大会を支援している。
しかもそれがタグラグビーで、
ってところが釜石という街の特徴がよくでている。
準備から実施にあたっては、先生たち保護者たち関係者、
そして選手たちにも、どんな苦労があるのか。
それらを乗り越えての、鵜住居スタジアムでのタグラグビー大会。
事務局長ナカタさんによれば、
ボランティアスタッフを増やしていい、ということだった。
ので、いろんな人たち、
地元の人にも都会の会社から派遣されて働いている人にも移住してきた人たちにも協力してもらって、
釜石ONE TEAMでタグラグビー大会やれたらいいな、
音楽かけながらラグビーやりたいな、
キッチンカーもたくさんきて、おいしいものをたくさん食べられて、
選手と親たち以外の人たちもたくさんきてくれて、
おばあちゃんもおじいちゃんもベビーカー押してる若い人たちもきて、
スタジアムでタグラグビーフェスみたいになればいいなあ、
だったらバンドの生演奏もいいかも、
と考えて、めっちゃ胸ワクワクしている。