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市場・競争の「シェア」と利他的な「シェア」
経済を3つに分けてみる。
パブリック・エコノミー
リレーション・エコノミー
プライベート・エコノミー
PORTOの嶋田匠さんが提唱している、
コアキナイ(小商、個商)の考え方からきた分け方。
(コアキナイ<個商>とは、その人個人の「らしさ」を活かしたムリのない大きさの商売のこと)
パブリック・エコノミーは、国や自治体など大きな単位、
あるいはグローバルにしろローカルにしろ企業が行う、
これまで通りの経済。
人の生命や財産を保証する責任を負う。
リレーション・エコノミーは、コアキナイが集まったコミュニティで、
人の幸福をかなえる責任を負う。
プライベート・エコノミーは、それぞれのコアキナイ。
パブリック・エコノミーのセクションで働いている人がいて、
プライベート・エコノミーで働いている人もいる。
パブリック・エコノミーにいながら、
同時か時間差をつけてプライベート・エコノミーでも働いている人もいる。
パブリック・エコノミーで生きる糧を得て、
プライベート・エコノミーをしながら、
リレーション・エコノミーで幸せを手に入れる。
まだぼんやりとしているけれども、この考えには
市場・競争の「シェア」と、
利他的な「シェア」が
共存できるような気がする。