心地の良いコミュニケーションってなんだろう?
社会福祉士、介護福祉士、認定心理士のmuraです。
保有資格を書いて自己紹介しているのは自慢でもなんでもなく、私自身の「属性」を示すことでわかりやすいと思ってのことです。
現在の仕事をしているとよく標題の疑問に駆られるときがあるんです。
「言葉ほど薄っぺらいコミュニケーションはないのではないか?」と。
ネガティブな表現になりましたが、多少の本質はついている気がします。
人が「関わる」ときには
➀言語コミュニケーション
②非言語コミュニケーション
の2つがあります。
言語はまあ、わかる。
非言語とは、言葉以外でのコミュニケーションですね。
表情、仕草、動作、服装などなど、言葉以外にもたくさんの情報を発したり受け取ったりしているわけです。
一晩だけの関係なら容姿が良い人や、言葉がうまい人でも問題ないのでしょう。
しかし、共に時間を重ねるごとにその人の想いや相性、人間性などが明るみになってくるものです。
言葉が発せられない障害を持った方でも表情やしぐさ(例えば好みのたべものであれば飲み込みが速かったり、舌をなめたりします)で伝えてくれる、暴れん坊の認知症の方でも良い関わり(大きなあいづちや大きめのリアクションなど)をすれば穏やかに接してくれることがあります。
身体の五感を使ってまっすぐに人と向き合っていきたいものです。