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言葉の記録。

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岩尾憲が好きで、徳島ヴォルティスが好きだという話。

わたしは岩尾憲が好きだ。 ヴォルティスサポはみんなが好きだろうと言われるかもしれないけど、そんなふうに一括りにされたくないほど好きだ。 2016年に移籍してきた頃から、そのプレースタイルに惹かれてすぐに好きになった。もともと衛藤裕選手や日本代表遠藤保仁選手が好きだったから、憲さんのプレーを好きにならない理由はなかった。 翌年、リカルド監督体制になりキャプテンを任されてからの憲さんは、ここで語るまでもなく周知のとおり。プレーだけでなくその人格に惚れ込んだ。 ピッチ内はも

    • 絶望を切り裂く一歩となれ

      いつも私の日常の中にはヴォルティスがあった。 SNSで練習の様子を見たり、試合を振り返ったり、次の試合の予定を考えたりするのが幸せだった。   今の日常は、なるべくヴォルティスから目を逸らして過ごす。好きだからこそ、壊れた現状を見るのが苦しいから。 試合だけは精一杯応援する。 そしてまた、おもしろくないサッカーにうんざりしながら、負けて、絶望する。 今日の試合もきつかった。 勝ちたい。けど、勝ってこの状態が続くなら勝たない方がいいのかも。なんて思わせないでほしかった。 複雑

      • それでも、岩尾憲のことが大好きだという話。

        一晩寝て目覚めても、昨日のことは夢じゃなかった。 新聞の一面が、その事実を教えてくれた。 本当にこの時が来てしまったのだ。 移籍報道があった日から毎時、おそるおそる画面を開いては閉じてを繰り返した。 日が経てば経つほど、絶望も期待も膨らむ。生きた心地のしない日々だった。 そして、この時が来た。 岩尾憲が、徳島ヴォルティスを去る。 覚悟は決めていたはずだった。すべてを受け入れる気持ちでいた。だけど、いざリリースされた時、想像以上に苦しくなった。胸の奥底が重い。辛い。悲しい。

        • 積み重ねてきた「今」で、未来をつくろう

          今年のJ1リーグも残り2節。 残留争いも佳境を迎えている。 現在17位の徳島ヴォルティスは、勝ち点3差で清水、湘南に食らいついている。 前節の試合結果により突如として直下3チームの降格が決定し、今シーズンの恐ろしさを実感した。 そんな中でも変わらず、私はヴォルティスを信じている。   過去から今へ、前進前節のFC東京戦では、味の素スタジアムで価値ある勝利を掴んだ。毎年のように、シーズン終盤の味スタは重要な戦いになる。 藤田讓留チマ選手のJ1初ゴール、上福元選手のPKス

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        岩尾憲が好きで、徳島ヴォルティスが好きだという話。

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          とあるサポーターの日常

          Jリーグクラブのサポーターである私の一週間は長いようで短い。 試合は週に一度しかない。 だけど毎日、徳島ヴォルティスのことを考える。 週末の試合は、その始まりでもある。 現地で観戦した場合は帰宅後、DAZNで復習して余韻に浸る(勝ったときだけ!)。 試合後のコメントや記事を読み、ハイライトを見て、感情を噛み締める。 練習の様子などをSNSやメディアで眺める。 最近は特に、大好きな憲さんがあらゆる場面で姿を見せてくれるので、そのたびに格好いいなーと幸せな気持ちになる。

          とあるサポーターの日常

          知って、想像して、やさしくなりたい。

          心身をすり減らした日々だった。 医療機関や保健所が大変なことは理解していた。 それと同じように、検査機関も、宿泊療養施設も、コールセンターも、患者搬送を務める交通会社も、物資を運ぶ配送会社も、それを司る行政も、もっとたくさん私の想像の及ばないところでいろんな人が命を削ってこの社会を守っていた。 少しの期間、仕事で携わっただけだが、知らないものを侮り恐れるばかりの私にはいい経験だった。 正直、自分一人だけならどうなってもいいし、我慢するより楽しい方がいいと思ってしまう。

          知って、想像して、やさしくなりたい。

          サッカーファンは幸せになれない?期待で成り立つスポーツ

          「サッカーファンは幸せになれない。」 負けると、この研究結果を思い出す。2018年の発表だが、衝撃的でよく覚えている。 調査結果によると、敗北した際にサポーターが心に負う痛みは、勝利の喜びの2倍以上だという。勝つと平均3.9ポイント上がる幸福度が、負けると7.8ポイントも下がるそうだ。 個人的にも、すごく分かる。試合内容やチーム状況にもよるが、負けた後の憤りや喪失感はとても大きい。 どこの国のサポーターも同じように落胆するのだと知ると、少し気持ちが救われる

          サッカーファンは幸せになれない?期待で成り立つスポーツ

          7年ぶりのJ1の舞台に立つヴォルティスを信じること

          いよいよJリーグが開幕した。 私の応援する徳島ヴォルティスは、明日(2/27)の開幕戦を皮切りにクラブ史上二度目のJ1に挑む。 前回J1に昇格したときのことを思い返すと、当時はとにかく浮かれていた。 2013シーズン、勢いに乗ってJ2リーグ4位からプレーオフを勝ち抜き、国立競技場で昇格を決めたあの時、喜びしかなかった。 初めてのJ1という舞台。昇格の先には夢のような場所が待っていると思っていた。 2014シーズン、浮かれたまま鳥栖での開幕戦に向かった。気が付けば次々と点

          7年ぶりのJ1の舞台に立つヴォルティスを信じること

          感情を表現しきれない中で、サポーターとしての自分の在り方を考える

          私はあるJリーグチームを応援している。 Jリーグでは、中断期間や無観客試合を経て、人数制限をしながらも観客を入れ、今シーズンの全試合が終了した。尽力してくださった全ての方々に感謝します。 その間、スポーツという娯楽に分類されるものについて、サッカー選手自身がサッカーの価値や選手としての在り方を思考する姿が見受けられた。 一方、サポーターはどうか。 静寂に包まれたまま「観戦」するあのえもいわれぬ気持ち。手拍子や太鼓が解禁されたものの、声援を送れない。旗も振れない。チャン

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          徳島ヴォルティス 2020シーズンスタジアムBGMプレイリストを作ってみた

          徳島ヴォルティスの2020シーズン スタジアムBGMのプレイリストをSpotifyにて作ってみた。 以前から選曲が素敵だなと思っていたが、今シーズンは選手入場時の曲も含めて新しいBGMが多かった。どれも重みがありヴォルティスらしくて格好いい。 また、今はサポーターが声を出せないので、BGMによる雰囲気作りの力も特に大きかったように感じる。 企画運営スタッフの方々への感謝を込めて、プレイリストを残します。 vortis2020 stadiumBGM playlist

          徳島ヴォルティス 2020シーズンスタジアムBGMプレイリストを作ってみた

          未来を選び取るのは自分

          とげとげした世界に疲れている人も多いんじゃないでしょうか。 政府、報道機関、会社といっただれかのせいにして、だれかの判断を待つだけでいいんだろうか。だれかじゃなくて自分で情報を取りに行って、自分なりに考えて生きていきたいと思う。 拡大の状況一ヶ月前の自分は、インフルエンザと変わらない感染力なんでしょ?と軽く見ていて、政府の休校の判断には懐疑的だった。 だけど、下のツイートを見て分かった。感染者数の延びが日本は比較的ゆるやかなことを。 日本の医療であれば救える命も急激な感

          未来を選び取るのは自分

          大人になったから自己啓発書を読んでみた

          前の記事から二ヶ月が経った。 その間、例の資格試験の受験が終わった。一ヶ月程度の勉強だったが、久々の勉強を終えて一つ自信になった。 また、思考を整理する場所としてnoteを使うこととしていたけど、ほかの手法も試してみている。 その際の参考にした書籍は、『7つの習慣』と『ゼロ秒思考』。(リンク:記事下部) 活用する機会や意図、規模は違うものの、自分の中から言葉を抽出する作業。有名な書籍なので内容は割愛するけど、どちらも今の私に合った本だった。 私はこれまで、自己啓発書や

          大人になったから自己啓発書を読んでみた

          はじめの第一歩。頑張ろうな、自分。

          一歩踏み出すことを宣言したところで。 まずはじめの第一歩として、難易度は低めらしい資格試験の勉強を始めた。まあ厳密に言えば、試験の参考書を買ったのは昨年のことなのだけど。 あたまとこころの穴2019年11月、今年度の仕事で一番と言っていいほどの大きな案件が終わった。自分にとって初めての責任者というポジションで、会社にとっても初めての大舞台。訳も分からない状態から、どこまでやっても終わりのない仕事に追われていたから、その日が無事終了したことに心の底からホッとした。 その翌週

          はじめの第一歩。頑張ろうな、自分。

          だれよりも知りたいこと

          初めまして。一歩踏み出す年にしたくて始めてみたnoteだけど、ハードルがまだ高くて投稿できないまま今日が終わろうとしている。 それでも、わたしは明日以降の自分に何かを残したくて、記録を始める。「わたし」のことと「わたしが考えたこと」をアウトプットしていく予定です。 正直、自分のことはあまり知られたくないけど、それ以上に自分で自分自身のことを知りたくなった、それだけ。 2020年元日。忘れられない年にしたい。 わたしの周辺情報2020年の決意を固めたけど、2019年も必

          だれよりも知りたいこと