温泉でのデジタル・デトックス

 限定品にすぐ吸い寄せられてしまう人です。他人の要望とかを考えると候補に上がって手にとってしまいます。いいことかどうかはさておき、肩書きに惑わされない評価が出来るようになりたいものです。

 普段からスマホを手放せない人でも手放さざるを得ない場所は存在する。その中で身近だと思われるのは、(一部の)入浴施設だ。少なくとも筆者が時々行く施設では全て、脱衣場と浴室での携帯電話・スマートフォンの利用は禁止されている。普段なら浴室に入る直前まで、場合によっては浴室の中でもスマートフォンを利用しているかもしれない。非日常はここから始まる。

 脱衣場に踏み入れて、もどかしさを感じたまま服を脱ぎ、浴室へと入る。普段とは違うシャンプーやボディソープを使って身体を洗い、広い浴槽に浸かる。浴槽に入っているときに何を考えるだろう。普段からお湯をはる人に日常の延長線かもしれない。ところが、身体を洗うだけで事を済ませる人にとってはつらいと感じるかもしれない。

 つらさを感じる原因の1つとして、湯の温度との相性がある。熱すぎる温泉ばかり経験して温泉嫌いになった人がいるという。まず、無理して耐えようとしないほうがいい。自分が快適と思う範囲から始めていいと考えている。熱いものに入ってみるのは興味がわいてからでいい。

(筆者:2tx)

(Twitter:@2txjp)

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