【海外子育て】3歳、4ヶ国語のインプット。
息子は基本的に、
*パパ→スペイン語
*ママ→日本語
*保育園→ドイツ語
*パパとママの共通言語→英語
と、4か国語にさらされながら過ごしています。
3歳の現在、日本語が主流ですが、スペイン語でも問題なく意思表示するようになりました。
昨今は国際結婚も珍しくなく、このような状況の子供は少なからず世界中におられることと思います。
ご多分に漏れず、うちも必然的に心配になります。
母国語は今後どうなるのだろう。
そこで頭に浮かぶのが、Polyglot
Polyglotというのは複数、かつ違う言語体系を含んだ言葉を話せる人のこと。youtubeなどで検索すると、10数カ国語をかなりの高いレベルで話せる人が出てくる。
私、これに興味があります。何なら自分がなりたい。
無理だけど。
複数言語を習得するのも大変だけど、それを維持するのが大変らしい。
これとても納得。
言語は使い続けていないと、他の技術と同様、鈍りますよね。
34歳の時、主人の家族と話がしたくてスペイン語を独学で学びました。主観ですが、スペイン語は感覚的に覚えられる言語なので楽しんで学習しました。
その後、仕事で数年パリに住むことがあり、調子に乗ってフランス語も覚えようと思ったけれど、フランス語とスペイン語が似ているので、こんがらがってしまって諦めたことがあります。
今となってはもったいなかったとも思いますが、色々余裕がなかったんですね。
もう欲張るのをよそう、とその時は決めたのでした。
建築なんてそれだけでも法規とか、専門用語とか覚えることいっぱいなのに言語習得にそこまで時間を費やせない。人生の多くの時間を言語習得に費やしてしまった。
という後悔もあります。
でも好きだからいっか(単純)。
他言語習得って、好きな人はオタク的に好きですよね。
うちの息子の場合は。。。おそらくこのままドイツに住み続けていれば何れかはシフトが起きて、ドイツ語が主流になっていくのだろう。
それはうれしくも感じるんです。ドイツ語は難しい言語だし、子供のころから習得しておけばきっと将来役に立つだろう、といういかにもな理由。
ただ、やっぱり親としては自分の母国語をマスターしてほしいし、気軽に母国語でおしゃべりしたい。
日本語で話したら日本語で返してほしい。
たどたどしい感じではなく、冗談とか突っ込みとかできるレベルで。。。
でもそれは旦那も望むことで。
私が日本語の教材をやたら準備するので、彼も一生懸命スペイン語で話しかけています。
でも探してみると日本に比べて知育系の本とかおもちゃが遥かに少ないです。日本人は「知育」が本当に好きなのだと改めて思います。
その恩恵で息子の日本語は日本に住んでいるのと変わらないレベルで成長しているので文句は言えないですが。
でも息子はいつかは課題を重荷に感じるだろう。漢字とかは筆離れしている昨今、日本に住んでいたって覚えさせるの大変なのに。
すくすく育てながら3ヶ国語って。。。矛盾していない? 息子の人生を使って人体実験をしている気になります。
彼は、可哀想なのだろうか。ストレスはあるのだろうか。
今後の彼の成長、心理的な変化を綴って行きたいと思います。
ちなみに夫婦にとっては、
ドイツというお互い異国の土地で一緒に子育てをしていくのはフェアなのかもしれない。
国際結婚の問題はまた別途書きたいですが、子供の言語教育方針も夫婦の亀裂の大きな理由のひとつです。