生活妄想小説「スーパー」
月曜の仕事帰り、近くのスーパーへ寄った。
翌朝食べるパンや夕食後のスイーツを買い物かごに入れ、足早にレジに向かった。
レジは4台ほどあり、どれも空いている。
私は会計している客の買い物カゴの中身を瞬時に分析し、すぐに進みそうなレジに並んだ。
私が並んだレジの店員は、スーパーのレジ打ちとしては珍しく、若い男性だった。
遠目から見た感じは、丸メガネをかけ、ゆるくパーマをかけており、現代風のおしゃれな雰囲気を醸している。
レジはすぐ進むと思っていたが、その店員は親切にも、高齢女