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長縄跳びの8の字入りは誰でもできるようになる・・・いや、コツがある。

「長縄跳びで全員を途絶えることなく入れる方法」

前任校で取り組んだことがあります。

冬になると体を動かすために、全校で長縄跳びを取り入れました。

毎朝、約10分の運動時間を設け、異年齢の生徒を一つのグループにまとめて練習させました。

各グループには担当の先生がついていますが、最初は長縄を使ってすぐに跳ぼうとするため、特に低学年の子どもたちがつまずいていました。

私のグループでは、練習方法を工夫しました。まず最初に、レベル1では長縄を20センチほどの高さでピンと張り、それを8の字のように動く練習をしました。この段階では、途切れずに跳ぶことに集中するように指導しましたので、低学年の子どもたちもスムーズに続けて走りながら跳びこせるようになりました。

次に、レベル2では長縄を横にぐにゃぐにゃと震わせながら同様の練習を行いました。ここでもリズムを意識して走りぬけることに焦点を当てました。

そして、レベル3では長縄を縦にぐにゃぐにゃと震わせながら、縄を見ずに8の字のように跳ぶ練習を行いました。この段階では、前の人の跳び方に合わせてリズムよく跳ぶことを心がけました。

最後に、レベル20では本格的な8の字跳びを行いました。この時は、上級生と下級生を交互に並べることで、上級生が下級生をリードしながら続けて跳ぶことができるようにしました。これにより、途切れることなく連続して跳ぶことができるようになりました。

この練習方法を取り入れて約10分の練習で、全員が途切れることなく長縄跳びができるようになりました。これは、子どもたちの心理に寄り添った指導が功を奏した結果です。

さて、この方法を応用して、「鬼滅の刃」をもじった呼吸法を小学1年生に教えた経験もあります。全員がスムーズに跳べるようになったエピソードについては、明日のブログで詳しくご紹介します。