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弱小オタクの自作ぬい制作実録_燦然王号編⑦

こんにちは。
サムネイルをご覧いただければおわかりになると思いますが……なんと……今回……!

いや、言うまい。


は?


【ぬいオタクの泣く頃に ~裁縫編・仕上げ~】

前回顔パーツと体パーツを制作し終え、残るは仕上げの工程のみ……
ということで。

まずは顔と体を縫合します。

す、すげぇ……
ぬいだ、これ……

あいや、待たれよ。感動するにはまだ早すぎます。
だって、肉付けはまだ始まったばかりですから……!!

待望のボーン(20cm)を入れ……ようとしましたが、なんだか少し大きいような……
実はこの型紙、B5印刷で20cmぬいになるものなのですが、少しでも大きく作りたい私は読み込んだ型紙をA4サイズに拡大して印刷しました。

「よくわからんけど20cmボーンなら余裕で入るでしょ。よくわからんけど。」

な~んて余裕ぶっこいてましたが、全然入りません。
無理に入れて裂けたら最悪なので、ここは力業でなんとかしましょう。


フン……

手足は1つずつ、頭は2?3?個ぶった切りました。
私に逆らうからこうなるのだ。


さ~て、早速綿とボーンを入れてみますかねぇ。
背中側の写真を撮って、と……

……

…………


あの、カメラさん。

あんまり暴れないでくれませんか?


……祈りは虚しく霧散しました。
はぁ……背中を撮る最後の機会だったのに……

しゃーない切り替えてこ。


綿を入れた姿がこちら。
なんだか過程をすっとばした気がしないでもないですが、今回は(今回も)目を瞑っていただけると嬉しいです。

さて、じっくり鑑賞していきますか……

……ちょっと体と顔が曲がってませんか?
あと頭がでかいような……
ううん……不安しかない……

とりあえず、終わってしまったことを悔いても仕方ありません。
次へ進みましょう。

密かに楽しみにしていたチークぬりぬり作業。


あ、だめだ……

かわいすぎる……


顔が曲がってるとか、体が変とか、そういうことはどうでもいいです。
この可愛さの前では神ですらも無力。
あか~~~~~ん。かわいすぎ。


可愛さにもだえ苦しみながら、次の作業へ。

次 is 何?

エアインテークの作成!!

本書の「エアインテーク」のパーツを改変し、ちょっとふわふわに。

毛先がふわふわなんです。

本当はエアインテークではないのですが、少し工夫してただの「横髪」っぽく見せたいと思います。

位置を決めて、と……

ん???


さっきのふわふわ、どこ行った???


……はい。
あの、そうですね。

没りました。

【敗因】
・横幅が広く、縫い付けると不格好になってしまう。
・ふわふわに見えない
・悪い意味で主張が強い

「没るのは良いが画像ぐらい残せやい」
なんて言われそうですが、画像として残すのも嫌なぐらいへなちょこだったので、何も無かったことにしました。
偏向報道じゃ。コノヤロー。



なぜか画質がガビガビ。

そして上部を縫い付けたはいいのですが、今度は頭が四角くなってしまいました。
踏んだり蹴ったり。

本書に従って顔の側面にもかがり縫いをしたら完璧になりました。
……いや、でも……いくらなんでも……

ちょっと完璧すぎない???


くっ……このままでは親バカを発動してしまう……!!!
いやちょっと発動させてもらいます。

ちょ、駄目でしょうこれ……かわいすぎる。
生まれてきたことが罪っていうか、いや、罪って言っても悪いものではなくて、むしろ良くて……
なんだろう、祝福?生を受けたことによって世界平和を齎したとか?
そんな感じですよね。
どきがむねむねします。高揚感、たまらねぇ……


♰悔い改めて♰


本体の仕上げはこれで完了しました。
ですがここで終わりというわけではありません。

そう……

ウマミミとウマしっぽを作らなくては!!!

【ぬいオタクの泣く頃に ~裁縫・完全体へ~】


彼女……燦然王号は、白毛の馬の擬人化
ならば作らねばなるまい。
ウマミミとウマしっぽを……

試しに作ってみました。
とはいえ、平面ならまだしも立体的な型紙を一から作るのは流石に無理があるので本書の「猫耳」のパーツを流用してみました。

説明が難しいのですが、両端をぱたんと折ってコの字縫い、更に形を整えるためにコの字縫い……
とにかくコの字縫いを繰り返してなんとかそれっぽい形にします。
そして、先に向かうにつれてきゅっと細くしたいので上部を閉じるようにコの字縫いをしました。

なかなか……いい感じでは……?


そして本番。
え、ちょっと待て。
良すぎないか???


をを?????

ちょっとすごいな私……
今だけはちょっと自画自賛させてください。


ちゃんとウマしっぽも作りました。
しかしこれも本書の「エアインテーク」の型紙を流用したもの。
馬特有のふさふさ感を表現することはできませんでしたが、それっぽく作ることができたので満足です。

ちなみに、頭とおしりの辺りに磁石を仕込ませたのでちゃんとくっつきます。
特に頭部は布(5mmボア2枚+ぬいクロスボア1枚)に挟まれてちゃんとくっついてくれるかとても心配でしたが、難なくぴたりと。
セリアの強力マグネット、すげぇ……!!
さすがに分厚い布3枚越しではちょっとだけ強度が落ちますが、それでも耳の先端を持ってそっと持ち上げても多少は耐えてくれます。
す、すげぇ……!!
同じ要領でしっぽを持ち上げても耐えてくれます。
す……すげぇ……!!!


そして……


ついに完成しました!!!


な、長かった……!!
まともに取り掛かることができるまで約3か月間の間が空いたとはいえ、2か月ほどの月日が経ちました。

もちろん疲労はありますが、それよりも嬉しさのほうが大きい
なによりもころんとかわいらしいサイズのうちの子がこの世界に存在してしまうという事実が大きすぎる……!!!
本当に、本当に作ることができてよかった……!

もちろん、王様のための洋服を作るまで連載するつもりですが、ようやく一区切りつきました。

リアタイで私のnoteを追ってきた人は少ないでしょうが、皆様に完成した王様の姿をお見せすることができてよかったです。

さて、喜びもそこそこに今回のnoteを終わらせたいと思います。
今後は燦然王号の洋服を作成したり、新しいぬいを作ったり、様々なnoteを執筆していく予定なのでこれからもどうぞよろしくお願いいたします。

¿?でした。


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