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弱小オタクの自作ぬい制作実録_燦然王号編②


ハッハッハッハッハッ……
ハッハッハッハッ……ん?


ンン???


んん、ンンン!!ンンン!!!!

夏季休業期間ではありませぬか!!!!!



夏季休業期間でした。
運の尽きもいいところ。


※今回もぬい制作本編にたどり着きません
 制作過程だけを見たい方はすっ飛ばしてください。

【ぬいオタクの泣く頃に ~前座編~】


表題の通り、ガチでオタクが泣いています。心が。
思い立ったら即行動が長所の私ですが、今回に限ってなぜか購入しないまま数日過ごしてしまったんですよね。
カートには入れてたんですよ。
「金無いなぁ、インターンの交通費とかその他にも諸々必要なもの買うとしたらここでお金使うのもなぁ」
とかなんとか考えて、注文のボタンを押さずに寝てしまったんですよ。
そしたらこんなことに……あとカートの商品消えてるし……(そういう仕様)
お金は大切ですし即決はしないほうが吉ですが、noteを書き始めたところで躓くのはなかなか痛い。
痛いというか、待てができない犬っころなのでそわそわしちゃいます。
ですが、「待て、しかして希望せよ。」とナニモンが言ってましたので、頑張って耐えます。

まあ必要な糸は揃っているんですけどねェ!!
ホハハッ!!!w

なんか汚いぞ!!

この糸、ハリがあって巻いても巻いてもびよーんと戻ってしまうのです。
なので、責任は私だけが負うものではない。

そうそう。
私、ぬいを作るときはオリムパスさんやコスモさん等の市販刺繡糸ではなく、"Little Closet"さんの刺繡糸を使用することにしました。

▽Little Closetさんと刺繡糸(セット売り)のリンク▽

※刺繡糸は単品買いもできます!「素材/材料」を押して探してみてください


それなんて苦行ゲー?という気持ちですが、やっぱり「完璧」なものを作り上げたいじゃないですか……
……いや、別に市販の刺繡糸でも完璧に作ることはできますけどね。
形から入りたいオタクなのです。
あと一度Little Closetさんの刺繡糸を使うと、今までの刺繡糸には戻れない。
あの細くて繊細な糸に魅了されてしまった……
もうっ、罪な人……!!

茶番はここまでにして……


【ぬいオタクの泣く頃に ~計画立案編~】

何事も、計画を立てずに行動してはいけないというものです。
行き当たりばったり、無鉄砲、無為無策なんてもってのほか。ありえません。
まあ私のことなんですけど(ハナホジ)

計画性が無に等しい私は、勢いのままに、そして自分の思うままにアクションを起こしがちです。
「え、資格試験対策講座やるんすか!?私も仲間に入れてくれよ^~(予約)」からの、「やっべ、この日正午から夜までオンライン説明会じゃん!!(迫真ダブルブッキング)」なんてザラにあります。(幸い、時間は被っていなかったので両方受けることにしましたが。)
考え無しに。そして、計画も立てずに。何でもかんでも思い付きで行動しては自分の首をぎゅうぎゅうに絞めていく。
まさにバカの所業です。

しかし!!
そんなバカな真似をして、完全無欠の燦然王号がへにょへにょお間抜けになってしまうだなんて、彼(or彼女)のファン第1号である私が許せません!!
イメ損の域を遥かに超えている。

……ですから、ここはA慌てずS騒がずO落ち着いて。
勢いで制作に取り掛かる前に、ここに忘れてはならないことを書き連ねることにします。

メモ

・瞳孔、白目、ハイライト、粘膜は横向きのステッチで縫う
図案を無視してはならない
前髪のステッチは後回しにする
 →針を通す回数の多さで刺繡シートが破ける可能性があるため
・顔、腹部、手足のしつけを忘れない
・左のケツに王冠ハート蹄鉄の刺繡を加える
・手の平にのワンポイント刺繡を加える
頭、ケツマグネットを入れる
 →ウマミミとウマしっぽをくっつけるため
 →もしかしたら手にも入れるかもしれない
ボーンを忘れない
 etc……

手のひらはこんな感じの刺繡にしようかなと思います。

思い出したら随時追加しますが、大体は書き出せたでしょう。
あ、そうそう。
Part.1の最後にお話しした「前髪」の話ですが、新しい布を引っ張り出すことにしました。
せっかくnoteを書き始めたのだから、心機一転のつもりで変えてみるのもいいかな、と思いまして。
ただ、貴重な布なので裁断は緊張しますね……ハヒ……💦


【ぬいオタクの泣く頃に ~没案編~】

ここからは完全に蛇足です。
いや、裁縫に取り掛かっていない時点で十分蛇足なんですが……

練習を始めたのは確か4月。
Part.1でもお話しましたね。

この時は、練習なので毛足が1~2mmほどの「ぬいクロスボア」を用いて裁縫していました。
まつ毛のグラデーションは「茶色」と「暗い紅色」の2色だけ。
出っ張ったまつ毛自体が1本だけですし、瞳孔も原作重視の「縦長瞳孔」ではなく、デフォルメ化した「楕円瞳孔」でした。
それに、差し色の位置も真逆。
初期段階は色々とデザインが違いました。
そして、大きな違いとしては、「刺繡糸の種類
この当時はLittle Closetさんの存在は認知していましたが、「刺繡糸を変えよう」という考えは一切抱いていませんでした。
故に、練習を投げ出して本番に挑んだ際も最初は「市販の刺繡糸」を使用していました。

奇跡的に残っていた没作
なんかちょっと汚いのは目を瞑ってください。

細くて光沢のある糸に見慣れてしまった目では、少し太くてごわごわして見えます。
後に「……こっちの糸のほうが綺麗に作れそうだな……」ということに気づいてしまい、大変なことになってしまうわけですが。主に作業量が。
世間一般の感覚はわかりませんが、私は「同じ素材を使っていないと嫌」というタイプの製作者なので、Little Closetさんの刺繡糸を購入した後、市販の刺繡糸でちくちく縫っていた作品はそっとにしました。

Little Closetさんの糸で一番最初に取り掛かったのは「胸の刺繍」でした。
顔と違って1日で完成するサイズなので、手を付けたわけなのですが……
完成はしました。しましたが、結局それも没になりました。
なぜ????????

それは、

途中で動画制作を開始したからです。


昨日投稿したこちらのnoteにも載っているのですが、私は「ぬいの制作過程を残しておきたい」という思いがありました。

それで選ばれたのが「YouTubeへの投稿」という手段。
それまで作っていた作品はすべてないないしました。(捨ててはいません。)

で、撮影しながらちまちまと作業を進めていました。
ただ、その撮影も辞めて。その後は「自由だ~」と喜びながら、そのままないないせずに縫い続けました。
※辞めた理由は上記のnoteに書いてあります。

……が。
ないないせず進めた作品には不満な点がありました。
これもPart.1で述べた内容なので省きますが、「不満がある状態」で完成させよう!と思う人はいない……わけでは無いですね。今後の作業量を考えて妥協する人がほとんどかもしれません。
ですが私は変に完璧主義で頑固な性格をしていまして。
「完璧じゃない王様は嫌だ!!!」と心が駄々を捏ねてしまったのです。

<で、俺が生まれたってわけ

それからはあっという間で、不満な所を描きなおして、ついでに加筆して、また「新しいもの」を生み出してしまいました。
当然、全身作り直しです。
でも不思議と苦ではありません。むしろ、妥協するほうが苦です。
没案はたくさん生まれました。ですが、それだけ改善の余地があったわけです。
作り終わった後に「こうすればよかった!!」と後悔するのは嫌ですからね。


”妥協しない”って、大変ですが物凄く大事です。

完成するのに何日何週間何か月かかるかなんて、全く予想できません。
ですが、温かい目で見守っていただけると本当に嬉しいです。
それでは、次のnoteで会いましょう。ばいば~い!!

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