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日本のサラリーマンは本当に「人生を謳歌」しているのか。

仕事=地獄

これが就職活動を始めた当初に持っていたイメージだ。

就職活動を始めた時、仕事というものは楽しいものではなく、一言で言うと「辛い」ものだと解釈していました。

一番近い人であれば、父親の仕事帰りの愚痴を聞く時だったり、それこそ就職活動を始めた際、自分の大学の部活の先輩のOB訪問に伺った際に持って帰ってくる土産話はいつも、

「仕事なんてつまらないものだよ」

というのを毎度再認識させられる言葉。そういう事象一つ一つが仕事に対してのイメージを構築してしまう。

そして、

僕が一番、「あ、本当に仕事行くのが辛いんだろうな」と思う瞬間は

朝の満員電車の中。

僕は大学までの通学時間に2時間も時間を要する。それに乗り換えは3回もある。その中でもちろん時間を有効活用するために、本を読んだり、宿題をしたり、携帯でNetflixやYouTubeを見たりする。ただ、さすがに2時間ともなると飽きが来て何もしないでボーッとする時間を設けることがある。

そんな時僕は「人間観察」をする。

というより普段からどんな状況でもよくやる癖がある。(変態って思われてもいいよ)

ただ満員電車の中での人間観察は普通の場所よりも断然に興味深い。

だって俯瞰して電車の中を見た時に、


誰一人「幸せそう」な顔をしている人がいないんだから。


ため息を無限ループで繰り返していたり、分かりやすく下を向いていたり、肩がぶつかったりしてちょっとしたことで喧嘩になったり、

まぁ、一言で簡単に表すなら「不機嫌」ですよね(笑)

そんな光景を僕は4年間見てきたものの、人間に生まれてきた以上こうなることが運命なんだなと、就職活動を始めた当初はすんなり素直に受け止め、仕方のないことなんだなと思いながら企業を選んでました。

サラリーマンってきっと構造上きついものだと思うんですよね。

僕みたいにまだ一度も社会人を経験したことがないただの凡人がこんな偉そうなこと絶対に言ってはいけないのは承知の上で言わせてください。

日本っていう国は皆それを認めたくないだけで、それを認めるとそれを耐え続けている自分が馬鹿みたいで惨めになるから認めたくなくなるのではないかなと1年目の就職活動を経て感じてしまいました。

しかし皆「サラリーマンは苦しい」という事を本能的に理解しているはずです。また、「その苦しみは終わらないのではないか」という事も。

なので人は皆「その苦しみを耐える事が社会的にも人間的にも正しい」と信じたいのです。

というか日本という文化がそうさせてしまっているのは間違いないと思うんですけどね。

よく居酒屋とかで見るじゃないですか。

「いかに自分がその苦しみに耐えているか」という「苦しみ自慢」が始まります。都会の居酒屋では「苦労自慢」「社畜自慢」「残業自慢」「上司、部下の悪口」が横行していると思うんですよ。

そんな社会人にはなりたくないなって、徐々に思い始め今に至っているんですけどで(笑)

「22年間しかまだ生きていないかつ、社会人というものをまだ微塵も経験していないお前が何甘ったれたこと言ってんだ。」


これが世間(特に僕の両親世代)が口揃えて言う感想でしょう。

けど逆に僕が訴えかけたいのは、


その生活が本当に苦しくて苦しくて


「自殺している人間だっている」


ということを伝えたい。

本当にそこまでして働かなくてはいけないのか、本当はもっと充実度持って働ける自分に合う会社があるのではないか。


社会人になる前の学生がそこまで考えて何が悪い。

だって

「人生一度きりでしょ?」


別に僕はサラリーを否定しているわけではない。彼らの中で誇りを持って仕事をしている人たちだってたくさんいる。

けど何が言いたいかっていうと、

息詰まるまで、死のうと思うまでその仕事をする必要はない。

充実度を優先した働き方も視野に入れる必要がある。

だから僕は今、

大学5年目までして

ここまで本気で考えることにした

遠回りして何してんだって思う人もいるかもしれない

けど、

遠回りこそ人生最大の近道


そう信じて、これからも突っ走っていきたい。


「最高の人生だった!」


って胸張って言えるようにね。

話少し逸れちゃったけど(笑)

以上、本日はこの辺で!




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