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映画『響け!情熱のムリダンガム』とインド北西部・ラージャスターン(本日上映後トーク開催)

本日11/25(土)、渋谷イメージフォーラム 15:30~の回『響け!情熱のムリダンガム』上映後にインド北西部・ラージャスターン州のフォークダンスの踊り手 madhuさんをお迎えしてトークイベントをします。

昨日の上映後トークでは、奈良部健さんにインド北東部のお話を映画に絡めてしていただきました。 登壇者の日程調整はたまたまだったんですが、2日連続で北東インドと北西インドという北部でもまだ日本人にはあまり知る機会のない地域について聴く機会になります。
私も南インド・タミル映画に熱中するあまり、北インドはまだ行けていなかったりするので、興味しんしんです。そして配給を自分でやってみたからこそのラインナップが組め、我ながら…と悦に浸っちゃったりもします(^^)

23日のユザーンさんとのトークから4日連続で上映後トークイベント開催です。
小学生の頃夏休み水泳教室だとかの短期集中講習に通い、一気に泳ぎがうまくなったときのような、学びが一気にモノになる感覚が、この数日蘇ってきた気がします。

ラージャスターン州については、行ったことはもちろんなければ、無知も無知です。それでも、クイーン・ハリシュという偉大な女形ダンサーを知っています。本当に本当に哀しいことに、2019年に交通事故死してしまいましたが…。

『ジプシー・キャラバン』(2008)という映画を観て、来日公演があると聞いてそりゃー行かなきゃーとご本人をナマで拝んできました。上記の日記は2008年のものだけど、自分が今までみたことのある日本での外国人のパフォーマンスの中でも、ベスト5に入ります。それぐらい強烈な印象でした。

2018年秋に東京国際映画祭で『響け!情熱のムリダンガム』に改題する前の『世界はリズムで満ちている』をワールドプレミア上映(世界初上映)として観たとき、ラージャスターンの風景が出てきたことはすぐに分かりました。そこにクイーン・ハリシュがいるのではないかと目を皿のようにしてガン見しました。結局、出ていなかったんですけどね。
出てたらもっとよかったのに〜、彼がこの映画を観たらどう思うかな、などと想いを馳せていました。2019年2月1日にこの映画はインドで公開されました。南インド以外のインドの映画館で上映されたのか分かりませんが、その後始まったネット配信か何かででもクイーン・ハリシュがこの映画観たよとかコメント出てこないかな〜とか思っていました。
そのほんの数ヶ月後の訃報でした。

私と同じように、ムリダンガムのラージャスターン場面を観て、クイーン・ハリシュを思い出した方、結構多いんじゃないのかな。

本日、お話をお聞きするmadhuさんは、そのクイーン・ハリシュにもラージャスターンの現地でダンスを習ってきた方です。

私がグングルをつける時にお祈りするのは神様がどうとかじゃない。踊りと音楽を通じて出会えたこと、踊れる健康な体があること、大地や太陽があること、音楽家達に感謝を。これはQueen Harishに教わったこと。

madhuさんのXより

そんなラージャスターンのこと、madhuさんがラージャスターンに魅せられている理由、この映画でのラージャスターンの印象、いろいろお聞きしたいですね。

お席あります! 時間があるようでしたら、予約なしでも、ぜひ渋谷・イメージフォーラムへぜひ。15:35からの回です。

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