関西旅行 - 2 京都レバノン料理「汽」、ぎょうざ処「亮昌」、ノーガホテル「CICON」
関西旅行 - 1の続きです。主に京都のおいしい料理屋や銭湯、サウナが登場します。
サウナ「ニュージャパン梅田」
関西旅行2日目。目が覚めると雨は上がっていて、気持ちのいい青空が広がっている。天気予報を見ると、今日は一日中天気が持ちそうだ。まずはひとっ風呂浴びようと、少し歩いて梅田のサウナ「ニュージャパン」へ向かう。
サウナ、とてもよかった。とても広くて、お客さんは早朝だからか僅かだった。サウナ室内は爽やかな香りがし、暑さもちょうどよく水風呂も冷たくてばっちり整えた。
ホテルへ戻り、朝食。昨日の「れだん」のお包み。
どれも美味いなぁ…出来立てはもっと美味しいだろうに、再訪を強く誓って、ささっと平らげて電車で京都へ向かう。京阪本線に乗り、1時間ほどすると京都に入った。
京都泊のホテルは東山にある「ノーガホテル」を予約していた。チェックインまでにはだいぶ時間があるので、七条駅で下りて梅湯の前を通りつつ街並みを散策することにした。
七条駅から梅湯の前を通る道には高瀬川という川が流れていて、とても僕好みの通りだった。川を挟んで、両側にお店やゲストハウスがちらほらと並ぶ。人通りはなくて静か。散歩にはぴったりだった。
途中、良さげなカフェを発見したので立ち寄る。
murmur coffee kyoto(マーマーコーヒー京都)
「マーマーコーヒー」と読むらしい。店名でもあるマーマーブレンドと、レーズンサンドを注文。
コーヒーは複雑なのにあっさりした味わいで美味しく、じっくりと楽しむことができた。
また、このレーズンサンドがコーヒーととても良く合った。
お店を後にして、また高瀬川沿いに歩く。
絶品レバノン料理店 清水五条「汽」
こんな感じでぶらぶらしていると、ふと、人だかりのあるお店を発見。ほんのりと香辛料の香りが漂う。
時計を見ると11:00。まだお昼には少し早いけど…
気になってGoogle mapでお店を調べると、レバノン料理のお店らしい。営業時間を見てみると、朝とお昼だけの営業で、夜は食べることができない様子。わざわざ京都で知らない国の食べ物を食べるなんてのも面白いな、でももう少しお腹を空かせたいかな…なんて思っているうち、するするっと並んでいたお客さんが入店。今なら1人ならすぐ入れるようだ。食べるなら今か…と、入店することにした。
入店してみるとお客さんの大半が女性だった。
10人くらい座れる大きな石造りの長方形のテーブルが1つと、カウンター5席くらいのお店だった。
相席のような形で石のテーブルの端に通された。
メニューを見せていただき、簡単に説明を聞く。大まかにメインの肉がチキンかビーフの2種類がある。そして、ファラフェルという植物性のコロッケを加えたセットおすすめとのこと。
ビーフは重たかったら食べきれないかも知れないと思い、チキン+ファラフェルの「チキンファラフェルミックス」とハートランドビールを注文。
注文から数分で料理が到着。プレートのほかに、不思議なグレー色のピタパンが提供された。プレートの料理とソースをピタパンにまんべんなく詰めて食べるとのこと。ピタパンは1枚おかわりができるらしい。
ソースはひよこ豆を潰したフムスと、アイオリソースの2種類。
カラフルでとても美味しそう。野菜がふんだんなのも嬉しい。とりあえずチキンを1口つまんでみる。
これが衝撃的に美味しかった。チキンの部位は胸肉だ。ジャークチキンぽいけど、そんなにスパイシーでもなく、香辛料が上品に効いている。そしてとても柔らかい。このひと口で一気にお腹が空腹になった。
ピタパンに料理を詰めて食べてみる。甘い+酸っぱい+香辛料の香りが絶妙でたまらない。フムスはとてもマイルドな味で、アイオリソースの方は普通のアイオリソースよりもニンニクは控えめで上品な味。
ファラフェルはカリっとしていて、スナックのような感覚。
それにしても鶏肉と野菜の組み合わせが旨すぎる。ほんのりスパイシーな爽やかな独特の香りがたまらない。
これはビールでなくてワインだな…と思い白ワインをグラスで注文。
ワインはsclavos Efranorというギリシャのワインだった。渋みがあって、この料理にぴったりだった。
お会計はプレートに加えてお酒を2杯呑んで合計3,900円。ランチとしては高額なものの、こんな料理は滅多に食べれない。とても満足して店を出た。
東山のモダンなホテル「ノーガホテル清水 京都」
ランチ後はいったん予約していた東山にあるホテル「ノーガホテル」にチェックイン。2022年4月にオープンしたホテルで、安くてとてもよかったのでぜひ紹介したい。
部屋は少し広めのツインを予約。部屋にあるアイテム一つ一つがこだわられていて、とても居心地がよかった。
bluetoothスピーカーにスイスのGENEVAを置いているホテルなんてそうそうないと思う(めちゃくちゃ音が良くて欲しくなった)
このホテルは付帯施設が変わっていて、瞑想室というものがあったので使ってみた。フロントで瞑想室を使いたい旨を伝え、空き時間を予約するようなシステムだった。
ホテルの説明によると、「両足院」というお寺の副住職の方のプロデュースらしい。住職の方が来て瞑想の仕方を教わるのかな?と思いきや、上記の部屋で好きなように過ごしてください、姿勢も自由。とのことだった。
ごろんと寝転がり、ぼおーっとリラックスできる香りと音楽を聴いてなかなか面白い体験だった。
このホテルは他にも(使わなかったけど)フィットネスルームがあり、しっかり運動することができる様子。またこれも使わなかったけど、屋上にルーフトップバーも備わっている。1万円代のホテルとしてはかなりクオリティが高く、良いホテルだった。
ただし大浴場のようなものはなく、各部屋ともにバスタブもない。入浴を楽しみたい場合、ホテル裏にある銭湯「旭湯」を利用することになる。
滋賀県 膳所にある小さなサウナつき銭湯「都湯」
さて、この旅ではサウナや銭湯にもたくさん立ち寄りたかったので、次に以前から行ってみたかった滋賀県にある「都湯」へ向かった。
都湯は以前に玉置標本さんが書いた記事で知り、興味を持っていた。
ほっこりした内容で、ぜひ関西方面に来る機会があれば寄りたいと思っていた。
しかし、この都湯、ちょうど訪問の前日くらいにお客がサウナの温度を140度に設定するというひどいイタズラ被害にあったとかで、店主の方がひっきりなしに取材に対する電話応対に追われていた。
15時の開店と同時に入店したが、お客さんはとても多くて大人気だった。サウナ室はかなりコンパクトな様子で、風呂内でも行列ができていたので諦めて入浴と水風呂だけ楽しんだ。
その後は京都に戻り、知人からお勧めされた「白山湯」に行ったり、近くの餃子屋さん「亮昌」で餃子とビールを飲んで散歩を楽しんだ。
ノーガホテル併設レストラン「CICON」
暗くなった京都の街並みをぶらぶら散歩をしてからホテルへ戻ると、ちょっとだけ小腹が空いていた。
ランチに飲んだワインのことを思いだし、ワインが飲みたくなりホテルに併設されているイタリアンレストラン「CICON」で食事を取ることにした。
このイタリアンがまたとても美味しかった。基本、2人前の料理のところをそれぞれ1人前の分量と金額で作ってくれたのもよかった。
特にこのパスタは衝撃的においしかった。舞茸とスモークの香りがこんなに合うとは…!と感動。
とにかく美味しい食事に恵まれた2日間だった。
特に汽[ki]の味が忘れられない。また絶対来よう、と心に決めた旅行だった。
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