真夜中が隅っこに追いやられて
空のふちから明るすぎる光があふれだしている。僕は境界線を探している。
真夜中は良くも悪くも寄り添ってくれるのに君は否応なしに動けと言うんだね。その君のエールは僕には少し強すぎる時があるんだ。
真夜中に取り残されたまま、時間よ止まってしまえと願う。水風船の僕は針で突かれて、しぼんでいく。朝日の似合うシャボン玉になりたかった。君のこと、まいにち笑顔で受け入れられたらよかった。パチンとはじけて切なく綺麗に消えられたらそんなに素敵なことはないでしょう?しぼんでいくだけの僕。

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