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秋と冬の間。夕方と夜の間。
日の入りが早くなりどんどんと夜の時間が長くなっていく日々。
薄暗い空を眺めながら少しばかりひんやりと冷えた空気を肺いっぱいに吸い込む。
肺に広がる冷たさに私の中にある澱が薄くなりすっと浄化されていくような清々しさを感じた。

白息の頃までには泥濘のない澄んだ水色になれるのかしら?

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