アート活動に必要な5つの資質

アーティスト・社会起業家の芝辻ぺラン詩子です。
現代美術を中心に、アーティストに必要なビジネスやマインドセットをお伝えしています。今日はアート活動に必要な５つについてお話しますね。

１、世界観

一つ目は世界観。
世界観が確立していれば、どんな仕事を受けて、何をやらないか、明確にすることができます。
あなたの作品といえばなんですか？
誰が見てもわかるあなたの世界観を打ち出せていますか？
ブレない世界観をつくってあなたのファンを増やしましょう。

２、こだわりを凝縮

自分の好きなこと、制作のプロセスやリサーチ方法など、譲れない部分を伸ばしましょう。
そして、それを言語化。
ファンやクライアント、お客さんに伝えていこう。

３、作品のことを何時間でも語れる

自分のアート哲学を持つこと。
これがとっても大事です。
この芯の部分がなければ、ブレます。
ブレると、活動もまたブレることになり、なんのために制作しているのか、わからなくなってしまいます。

迷いが募ると、苦しくなり、やがて、創作から離れてしまうということもあるでしょう。

作品のこと、好きなアート作品のこと、語る言葉を持ちましょう。
少しずつ、自分の言葉で伝えていこう。

４、エネルギーに満ちている

自分の中に、やる気エンジン持ってますか？
アートへの情熱、作品制作への愛。
始めたての頃はいいけれど、長く続けるには、情熱を燃やし続けられるかが鍵！
燃えるような、湧き上がるようなアート愛。
持ち続けていますか？
創作のためのエネルギーを保つための充電、インプットができていますか？
作り続けているだけでは駄目

５、責任を持つ

自分の行動、作品、他者への関わり・・・
「責任」を持っていますか？
決断を他者に委ねていたり、依存が強い人は責任からも逃れがち。
責任から逃れていたら、いい仕事はできません。
信頼も得られません。

アーティストとして、クリエーターとして、活動を継続するために必要な５つの要素でした。