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アーティスト活動を継続する3つの秘訣、その1
アーティスト・社会起業家の芝辻ぺラン詩子です。
20年のアーティスト活動と10年のアートスペース運営、5年のアートNPO運営を通して、気づいたことをお伝えします。
美大などの学校を出た後、またはアート活動を「はじめよう!」と一念発起した方で、10年以上継続できているアーティストはほんのわずか。
様々な理由で30歳前後で引退してしまう方が多いようです😢
アートを購入する人がまだまだ少ない日本の社会でのアートサバイバルの難しさはもちろん障害としてあるのですが、環境による要因も大きいです。
今日はアーティスト活動を続けるための最初の秘訣をお伝えします。
1、環境を整えること
ずばり、アトリエを構えてください。
もし、あなたが都市部に住んでいる場合、狭いアパートではすぐに作品や材料、素材、資料などに生活空間を奪われて、生活が成り立たなってしまいます。すると、
「作品をこれ以上置くスペースがない」
と言う悲しい理由で、筆をおらざるをえなくなるかもしれません。
そうなる前に、アトリエを借りましょう。
不動産会社では「アトリエ用物件」はなかなか出てきません。
しかも、「アーティスト」であることを理由に断られてしまうこともあるかも💧
大家さんとしては、きれいにお部屋は使ってもらいたいので、汚すリスクのあるアーティストには貸したくないんです。
そこで解決方法のご提案!
1−1 身近にシェアアトリエを借りているアーティストがいたら、空き状況を聞いてみよう!
先輩やギャラリーオーナーなどに、シェアアトリエを借りているアーティストが周りにいないか、聞いてみましょう。
そして、実際に訪ねてみる!
身近な人に相談してみるところから始めましょう。
1ー2 「シェアアトリエ」で検索!
身近にシェアアトリエを利用している知人がいない場合・・・
シェアアトリエを運営している会社もあります。
会社で運営している場合、美術家向けよりもクラフト系のクリエーター向けのアトリエの方が多い印象がありますが、ぜひ尋ねてみてください。
八王子や相模原には美大が集まっていることと、家賃が都心に比べて安価であることから、たくさんシェアアトリエがあります。
↓こちらは、相模原、町田、八王子に点在する20箇所以上のアトリエをまとめて、年に一度、一斉にアトリエ公開すると言うプロジェクト「スーパーオープンスタジオ・ネットワーク」
アトリエ一斉公開イベント「スーパーオープンスタジオ」はコロナ禍でここ2年ほど、開催されていないですが、時より一般公開しているアトリエもあるのだそう。
ホームページがあるアトリエもあるので、興味があれば、ぜひ連絡してみてくださいね。
新メンバーを募集していることもあります!
*トリビア
アトリエはフランス語、スタジオは英語です。
両方とも「アーティストの仕事場」と言う意味ですね☺️
3、自分で作っちゃう!
DIYが好きなあなたは自分でアトリエを一から作ってしまうと言うのも手!
非公開の物件をみんなで借りて、自分で仲間を集めてみんなで改装するのも楽しそう。
私の知人アーティストは不動産会社の未公開物件に出会うことができ、電気屋さんの跡地をシェアアトリエにしています。
改装はもちろん自前で。
ボロボロで借り手がつかない物件と、ボロボロでも広い場所が必要なアーティストとのいい出会いがあると、両者win-winですね☺️
地方の方で、実家に広いお庭があるのなら・・・
いっそ、建ててしまいましょう〜
簡易物置なら、数十万円で購入できますし、それで一生使えるなら、いい投資になります。
まとめ
作品制作を続ける上で、広い制作スペースや倉庫は必須です。
制作環境を整えて、アーティストとしての基盤をつくりましょう。
秘訣その2とその3は近々公開しますね☺️
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アーティストを救いたい💕
美術家のためのビジネス講座「オンライン美術大学」を主宰しています。
美大芸大では教えてくれない、PR、ライティング、契約書や著作権などの法律面、そして、マインドセットまで幅広くカバーしています❣️
教えてないのは実技だけ😋
2月は連続講座「アーティスト・プロフィールを書こう」を開催します。
日程は2月18、25日、3月4日金曜日10:00~11:30 です。
毎週水曜日は朝8:30からFacebookグループとYouTubeからライブ配信で「豊かなアーティストになる秘訣」を発信してます。
みんなで売れっ子になろう。
芝辻ぺラン詩子でした☺️