思い出せない本
読んだのは、小学生の頃だと思う。
児童文学だったか、音の出る絵本だったか。
自分の部屋で読んだような、ユミちゃんという子の家で読んだような。
海辺で、男の子が、たしか外国の女の子と、出会う物語。
覚えているのは、ただ、それだけ。
だけどずっと今も心に残っている。涼しい夏の香りがする。きれいな二人が海辺に立っている。海の近くには男の子が暮らす家があってウッドデッキのようなものもある。男の子の髪の毛も、女の子の髪の毛も、色素が薄くてサラサラと風になびいている。
こういう描写があったのか、読んだときの私の想像なのかもわからない。
思い出したいなぁ。
イルカも出てくるような、ユミちゃんちのテレビ画面越しに見たような気もしてくるけど、それは違う物語かなぁ。
「海辺 男の子 女の子」で検索してみたけど、それらしい本は出てこなかった。
もう一回、読みたいなぁ。