最初の緊急事態宣言時の子供達と美大生のArtコラボレーション
コロナが始まり最初の緊急事態宣言時学校へも外へも行ってはダメになり皆何も出来なくなった。
写真屋さんとしては多くの方々がやった様に人が居なくなった街の記録に出るべきでしたが余り興味無く愚息と屋内で向き合っていました。
それでも世の中の大人は出社せざるを得ない方々が多く学童保育だけが細々開かれており愚息も偶に通っていました。学童の先生方も随分と疲弊しており何か出来ないかと考えました。
ある日愚息が学童で絵を描いてみせてくれて内容をあーだこーだ説明してくれた。何も出来ない世の中で絵の中は無責任な程自由に愚息は怪獣の背に乗り街やエイリアンを破壊していました。
面白いなぁ。もっと上手な絵でも観たいなぁと思い大好きで何度もコラボレーションさせて頂いている Kaz Oomori さんに相談した。
そこから大学で教鞭もとるカズさんからもリモートになり美大生もモチベーション維持に困っているお話し聞きでは子供達と美大生繋げて作品作りましょう!となりました。
子供達が描いた夢いっぱいだが拙い絵を美大生達が彼らなりに子供の心を想像し彼らの作風で表現してくれました。
出来上がった美大生の作品を学童の子供達に見せたら久しぶりに子供達の表情が華やぎ素晴らしい経験になったと先生から報告を受けました。
それからその作品達はなんと街のコミュニティセンター内ギャラリーでの展示が決まりとても子供達も喜んだ。
しかし、コロナ禍でそれもキャンセル。この絵は企画説明する為愚息の絵を特別にカズさんに表現して頂いた物で悲しかったから特大に印刷してやりました。この絵を見て愚息はまたお絵描き大会やりたいね!お兄ちゃん達の絵めっちゃカッコよかったね!と良く言います。
今思うとこの幻の展示があるから今NFTなんて訳の分からない物に取り組んでいるのかも知れないと愚息の下手くそな絵を見ながら思った。
他の子供や学生さん達の作品は見せれないがとても魅力溢れるハッピーな作品達でした。
Kaz oomori さん、学生さん、地域の子供達、学童の先生には本当に感謝しかない。
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