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娘がまた警察のお世話になりました。 #お悩み相談No.4

1. 質問・相談内容

■お悩み
子育て

■ご相談・ご質問内容
こんにちは。むねをさん。
私の悩みは春から大学生になる娘のことです。
高校三年間、毎年のように問題を起こして、卒業間際にまた警察のお世話になりました。
現在、娘はメンタルクリニックに通っています。
私としてはまた問題を起こしたりしないかヒヤヒヤドキドキの毎日です。

安心したいのですが、なかなかそんな気持ちになれず、‥。
そんなの関係ねー!くらいに明るく普通に暮らすためにはどうしたらいいでしょうか?

アドバイスお願いいたします!

■性別
女性

■年代
40-44才


2. 回答

こんにちは。むねをです。


最初にあなたの相談内容を読んだ時に、娘さんの立場であなたの言葉を読んでしまったせいで、「どう懲らしめてやろう」って気持ちが湧いてきたことを、正直にお伝えします。

懲らしめてやろうっていうのは娘さんではなく、勿論、母親としてのあなたのことです。

僕は父親が教師で、”教師の息子”っていう周りの目を勝手に作って学生時代を過ごしました。

その甲斐あって、いわゆる優等生レッテルを自分で自分に貼ってしまうくらい優等生らしく過ごしたので、非行らしい非行というのはしたことがなく、勿論警察にお世話になったこともありません。


反動で、親元を離れた大学時代は自分の中にあった誰かの監視の目、から解放されたせいで、箍が外れたのか、自堕落な生活を送っていた自覚があります。当時のアパートの汚さを思い出すとちょっとしたホラーです。

「人の目なんか気にするな」的なブログ書いていてなんですが、絶対、人の目がなきゃまともに生きてらんないですよ。その自信があるもん。そんなに人ってちゃんとしてないと思います。

ちゃんとしてないから、社会という枠組みにでもハマってなきゃ自分を保てないんです。だから、秩序ある社会でよかったなって心底思ってますよ。
社会がお花畑だったら、僕なんか安きに流れてとっくに廃人になってると思うから。


若い内、人は『自分』という輪郭すらない透明人間みたいなもんです。透明人間が自分の輪郭や自分の色を自覚していくことを、”自我の確立”と言います。

それができてないからこそ、葛藤するし、悩むし、迷うわけです。20年かそこら生きたくらいで達観できるのはカツオくんか、えなりかずきさんくらいじゃないでしょうか。

ああいう家庭とそこにつながった社会の中でしっかりと自分の役所があって育つと、大人になるんだろうな。えなりくんのそれは、ドラマか。。


人は成長していく過程で、

・社会という枠組みの中での自分
・自分自身の輪郭

の両方をある程度バランスよく理解していくことが、いわゆる健全な”自分らしさ”(過度な自己愛にも、過度な正義にも呪われていない、自分。)を形作る上で大事なんです。

幼い頃から、社会の枠の方が自分の輪郭より強くなりすぎると、自分の心が壊れちゃいます。

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