初めて彼氏ができそうなのに、、、。#お悩み相談No.38
1. 質問内容
■お悩み
恋愛・夫婦関係・パートナーシップ
■ご相談・ご質問内容
初めて彼氏ができそうなのに、、、。
2X歳にして、初めて彼氏ができそうです。まだ告白されてないので、この質問をすること自体、お恥ずかしいのですが。
デートも数回して、雰囲気的にそろそろ告白されそうです。
お相手はとても魅力的なのです。
ただ、いざ付き合うとなると、今までよりもお金がかかるだろうなとか、超絶インドア派なのにお互い実家暮らしだから外で会わなきゃならないのかぁとか、母親同士が知り合いなので何かあったらめんどくさそうだなとか、女として振る舞うことの気持ち悪さとか、色々嫌なことを想像して億劫になります。
ただ、付き合わないという選択を考えると、恋愛体質ではないですが、人生で一度は経験したいなぁとか、これを逃したら多分こんな素敵な人にアプローチされないまま30歳を越して超絶高齢処女になり、女失格の烙印を押されたような気分になりながら生きるのだろうなぁ、とどっちに行っても辛い状態で最近寝不足です。
100%得しかない選択でないと選びたくないようで、選択した後の損をそれぞれ受け入れたくないからなのかなぁ、とは思うのですが、少しでも楽になれるヒントが欲しいです。
■性別
女性
■年代
25-29才
■ご感想
みなさんの様々な質問を見ていると、こういうことで悩む方もいるのか、ととても興味深いです。そして、どんなジャンルの相談にもおもしろい解説があり、ハマりました。
それと、息子さんがとてもかわいくてほっこりします。
2. 回答
こんにちは。むねをです。
僕は20代のうちに結婚するのが普通だと思ってたので、僕は20代のうちに結婚することから逆算して今の奥さんと付き合って結婚しました。29歳の時に奥さんにプロポーズするとなると2年間は付き合いたかったので、27くらいの時に奥さんと付き合い始めてると思います。
恋愛に限らずですが、損得勘定ができることはとても素晴らしいと思います。人生は一度きりなので、損ばっかりしていたら取り返せないくらいの借金を作ってしまうかもしれないし、得できるのに30年かかっていたら遅いわけです。
ただ大事なことは、『損得を自分都合で考えられているか?』ということです。
自分がどうなったら嬉しいか。
自分がどうなったら安心するか。
自分がどうなったら気持ちいいか。
自分がどうなったら楽しいか。
損得勘定するには、自分が得られて得だと思えることを自分が知っていないといけません。「損したくない」と相談をする人というのは、何が自分にとって得かをわかってない、決めていないから、「損しないこと」を得だと勘違いしてしまうんです。
例えば、お気に入りの服を買いたいと思ったとします。
ここで、自分が一番お気に入りだ!って思える服を買うことが自分にとっての得だとわかっている人は、例え他のお店で安く同じ服を買えたと知っても、今いるお店で自分のお気に入りを買うことを、「損した」とは感じない筈です。むしろそんなことを気にして「損した」と感じている時間の方が「損」だと感じるのです。
だからわざわざ自分が既に手に入れたお気に入りの服の値段をメルカリやECショップで探してお店で売っていた値段よりも安く売っているかどうか?を血眼になってサーチしたりはしません。お気に入りの服を手に入れられたという満足感いっぱいになって家路に着くんです。なんならそのテンションのまま、彼氏とのデートを心待ちにするかもしれません。
この人の相談内容を読み返してみましょう。
例えるならこの人は、目の前に釣れそうな魚がいるのに、
「釣ったら釣ったで針が刺さって暴れる警察特番では必ずお目にかかる類の不良高校生のようなお魚さんをスマホ以外をほぼ触ることのない私のか弱い両の手で捕まえ、さらには暴れるお魚さんを経験多めで太っちょな警察官さんがごとく動かないように制圧してお魚さんが痛がらないように針を抜いてあげるなんて私にはできる気がしないし、そもそもお魚さんにも多感な不良高校生にも触れたくない!」
とか。
「えっと、勢いで釣り堀に来てみたものの、”お魚さんも大事な命です。釣った分はしっかりお持ち帰りください。こちらで調理する場合は一匹あたり300円プラス材料費を頂戴いたします。”って既にピキピキにひび割れて途中ほとんど読めないくらいにかすれたペンキで入り口の立て看板に書かれていたっけ!!
ってことはあたしがもしこの魚をビギナーズラックにあやかって釣り上げた場合、あたしは捌いたことのない魚をビニール袋に入れてその生臭さが満員電車の中で放出しないように気を配りながら家路を急がないといけないことになるってこと?
さらにさらに!仮に魚の血がビニール袋から漏れ出してトートバックにその夥しい血が滲んだ場合、目の前に座ってるほぼ諦めかけの頭皮をあたしの下顎方向に真っ直ぐと向けたまま俯き加減でぶつぶつ言ってるこの40代男に、“この20代後半のOLと思しき女、トートバックから血を滲ませている!!もしや猟奇的な殺人を犯しているにもかかわらず涼しい顔でこれから成城石井にYouTube で自慢する用のレバー系ディップでも買いに行くつもりではあるまいな!!“などと勘ぐられるのかもしれない!!
そんなことを考えていたら脇汗が滝のように流れてきて、もう私の上半身側面は、ほぼナイアガラだわ!!!!!そんな帰り道のために、そんな帰り道のためにあたしはこのお魚さんにお金を払わないといけないわけ!!?
解せぬ解せぬ、解せぬよ釣り堀のオーナーよ!!!!!」
とか。
要するに、損することばかりに目が向いているんですよね。
なぜ損することばかりに目が向くのかというと、
ありがとうございます。きっとあなたにいいことがあります。