見出し画像

可愛い我が子を置いて行ってしまった自分への後悔と懺悔。#お悩み相談No.36

1. 質問内容

■お悩み
子育て

■ご相談・ご質問内容
私は、20代の頃に結婚して2人子供がいたのですが、離婚しました。
当時は、家事と子育てに旦那の家族や自分の親とも不仲になっていた為、周りが見えないぐらい余裕がなく寂しい思いをたくさんしてきました。
旦那に相談しても相手にされず苦しい思いをしていました。

そんな時、私に好意を寄せていた人と不倫関係になりました。
弱っていた時に、唯一甘えられて、現実から逃げるのに丁度良かったのだと思います。
その事もあり、子供は元旦那がひきとりました。※この事は隠しています。墓場まで持っていきます。

今は、再婚し新しい旦那との間に子供が欲しいね、と話しをしてはいるのですが、別れた子供たちを思い出し時々落ち込み泣いてしまいます。

あんな可愛い我が子を、置いて行ってしまった自分の未熟さや、子育て中に常にイライラしていた事。
沢山の後悔と懺悔の気持ちでいっぱいです。
これは、落ち着くまでに必要な落ち込みなんでしょうか?
何か他に向き合えてない事はあるのでしょうか?

もし、目に留まりましたら回答頂けると嬉しいです。

ちなみに、母親とは気持ちを何度も伝えてきたけど、宇宙人だからしょうがない、毒親になるのも仕方ないね、と最近やっと理解できた所です。
なので、今は、毒親だったけどダイヤモンドだと思ってます。
今の旦那にも子供は欲しいが子育てに自信が無い事、私は人の目を気にして生きて来た事、承認欲求がかなり強かった事とか今までなら言えなかった事を言えるようになりました。


■性別
女性

■年代
35-39才

■ご感想
いつも、ブログやメルマガ読ませてもらっています。

文書が一つ一つ、分かりやすく書かれているので、なるほど!と思いながら自分にも当てはめてみて日々考え、ノートも毎日書いています。
おかげで、以前の私と比べると人が変わったと言われるほど妹には驚かれます。
だいぶ、前には進めていると自分でも思います。
感謝です。
これからも、真面目な中にも少しふざけたブログ楽しみにしています。

日中との温度差がある日が続いてますがお体に気を付けてお過ごしください★


2. 回答

こんにちは。むねをです。

とてもわかりやすいケースだなと思いましたので取り上げたいと思います。多分、ハードに感じると思うので読むか読まないかはご自由にどうぞ。^^


まず、あなたの人生を流れを追って整理すると。

1、毒親に育てられる。
 ↓
2、「私はここにいてはいけないんだ。」と勘違いする。
 ↓
3、「私はここにいてはいけない」存在なので、他人に認められるために、本音を言わずに生きる。
 ↓
4、常に、「私がここにいていい」理由が必要になる。最初の結婚と出産、育児はそのためだった。
 ↓
5、本音では自分が結婚したかった、自分が子供が欲しかった、わけではないので、結婚生活、子育て、旦那に対して、我慢はしたが、本気で向き合うということはしなかった。
 ↓
6、結果、私は不倫したが、そもそも旦那が私を相手にしなかったからだし、私がしたかった結婚ではない、ので、旦那と本気で向き合う必要もないと感じた。
 ↓
7、私は逃げたことを自覚しているが、逃げたことは私のせいではない。
 ↓
8、元はと言えば被害者は私なので、私の責任じゃない。
 ↓
9、私の責任じゃない、ので。「あんな可愛い我が子を、置いて行ってしまった自分の未熟さや、子育て中に常にイライラしていた事。」について、「沢山の後悔と懺悔の気持ちでいっぱいです。」という感傷に浸ることはあっても、具体的に何か行動を起こすことはない。
 ↓
10、ちなみに、私は元旦那のことを許していない。その”許していない”という感情が、元旦那が悪で、私は被害者という構図をキープするのに必要なのだ。
 ↓
11、元旦那を許すためには、元旦那と接触して、本音を話して、必要なら今更でも喧嘩して、私が悪かったことも全部謝罪して、謝罪だけではすまないことについて、自分も責任をとらなければならない。
 ↓
12、でもそれはしたくない。したくないので、「沢山の後悔と懺悔の気持ちでいっぱいです。」と、この目の前の感傷に浸っていたり、今の旦那との未来について不安がっていた方が居心地が良い。私にはその程度がちょうどいい。
 ↓
13、ちなみに、今の旦那に対して、自らの不安や弱音を吐露するのはなぜかというと、それは「私はそれでもここにいていい?」と確認したいからだ。結局、私は今の旦那にも存在許可をもらおうとしているということになるが、そのことについては気づかないふりをしている。
 ↓
14、私は結局だれかに存在許可をもらって生きていくしかない程度の人間なので、子育てが不安といっているのに、「じゃあこれこれこうしようか?」という具体的な提案もなく、自分がパートナーとして家族の将来に関わっていこうという姿勢を見せない今の旦那に対して、その場できちんと不満を言うこともせず、自分の弱音を受け止めてくれる素晴らしい旦那、という評価をしている。
 ↓
15、そんな私だから、子供が生まれたらきっと私はまた我慢して、ストレス溜めて、孤独になっていくのだろうな。
 ↓
16、うん、そしたらまた今の旦那を「許せない人」にして、別れればいいか。私のせいではないなら、それは私の責任ではないのだから。


・過去を後悔している人
・自分で決めれない人
・今を楽しめない人
・未来が不安な人

の共通点の一つに、”責任という言葉が大嫌い”というのがあります。

自分が決めたこと、自分が取った行動の責任は自分がとるしかないのですが、過去自分がとった行動の責任は取りたくないので、

・「過去を後悔」し、

これから自分が決めたことに責任をとりたくないので、

・「自分で決めない」をし、

過去を精算できてないから、

・「今を楽しめず」、

今後も自分で決めて責任を取りたくないから、

・「未来が不安」

となるんですね。


誤解しやすいのですが、「自分のせい」かどうかと、「自分の責任」かどうかはまったく関係ないんです。

ここから先は

1,110字
この記事のみ ¥ 100

ありがとうございます。きっとあなたにいいことがあります。