#38_「空・雨・傘」のフレームワークで考える(2022/2/18)
問題を分解して考えるシリーズ。(完全に自己満足😆)
「空・雨・傘」、聞いたことあるでしょうか?
「空・雨・傘」とは
コンサルティング会社でよく使われる(らしい)問題解決のための思考法、あるいは思考を表現するためのフレームワークです。
参考まで、「空・雨・雲」を使った思考を記された方の記事も見てみてください。
「空・雨・傘」は「ストーリーライン」(名著「イシューからはじめよ」より)
名著「イシューからはじめよ」でも「空・雨・傘」について書かれています。書かれているのは第2章「仮説ドリブン①イシューを分解し、ストーリーラインを組み立てる」の後半箇所。
著者の安宅さんは、「イシューの質を高めるのが問題解決の最大の肝」と書かれていて、そのイシューを特定した後に組み立てるストーリーラインとして「Whyを並べる」とともに「空・雲・雨」を紹介されています。
未読の方は一読を激しくおすすめします。
ストーリーライン とは
何か解決したいイシューがある場合、分解して、考察して、仮説を立て、相手に納得してもらうためのストーリーに仕立てていきます。「空・雲・傘」というのは、そのための洗練された型のひとつです。
ここで重要なのは2点あり、まず前提条件の洗い出しが十分できていること。2点目は、「雨」のフェーズでいかに深堀りし、仮説立てできるか、ということです。そしてこれらが十分できると、最終的には「傘」のところで選択肢が厳選され、解決の方向が明確になる、さらに他者に伝えやすくなる、という大きなメリットがあります。
たとえば、転職の方向性を考えてみる
「空・雨・傘」のストーリーは自分のキャリアを考える際にもとても有効です。例えば、「強みを生かして転職したい」という課題について考えてみます。
やはりここで重要なのは、
①自分のキャリアの棚卸しが十分できていること。(前提条件の理解)
②自分のキャリアの関わる市場と自分の市場価値を客観的に分析できるか、ということです。(分析、考察)
これによって自分の進むべき道とそうでない道が明確になり、自分はどこのドメインで戦うべきか、相手にも伝えやすくなります。
最初はひとりで考えない
とはいえ、慣れないうちはそれなりに時間を要します。課題によってはひとりで考えることが難しいこともあり、始めはざっくり決めて、動きながら軌道修正していく、というのもありかな〜と思います。
もし考えて行き詰まった際は、ぜひ周りの知人に話してみたり、専門家も活用してみましょう!
…と、ここまで書いてみて、自分も思考を深めるのはやはり苦手で難しいなと感じます。(このテーマで2日間ほど下書きに温めてしまいました^^;)
今回もとりとめないお話にお付き合いいただきありがとうございました💕
Have a great weekend !
#分解して考える
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