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りゅうちぇるさん自殺の本当の理由 7/8 SNS社会を生きるあなたに

 
このテーマは多くの専門家がいろいろな所で問題にしていることです。
 
 SNS 孤独 - Google 検索 してみると、数えきれないほどの論文や意見、アンケート結果などが検索されますが、「これだけは言える」ということは、SNS社会と孤独社会は「表と裏」、つまり、良い面も悪い面もあるということです。これが、SNSが苦手である私が出したこのテーマの結論です。
 
「SNS疲れ」という言葉もあります。恐らくあなたも、SNSは「毒にも薬にもなる」ことに気づかれているでしょう。
 
 SNSの最大のメリットは、地域や国家などの空間を越えて、多くの人たちとつながることができることでしょうか。
 
  一方で、最大のデメリットは、ビジネスや犯罪に利用される可能性の高さと私は捉えていますが、「監視されている不安」を常に抱いている人も多いと思います。
 
いずれにしても、利用者の個人差が大きく、おおざっぱに言えばデメリットよりメリットの方が大きいと個人的には考えています。
 
「SNS社会を生きるあなたに気を付けて欲しいこと」というタイトルのこの記事で、メンタルヘルスの専門家ではない私が書ける「簡単に」の部分はここまでです。お伝えしたいポイントはデメリットがあることを十分知った上で利用したほうがいいということです。
 
それでも、「別な見方をしたい」と思われたなら、続きをお読みください。
 
 SNSについては多様な見方があると思いますが、SNSがなかった1998年に公開されたジム・キャリー主演の『トゥルーマンショー』という映画があります。私には、一部のSNSの同様に、「個人のプライバシーをさらけだし、ドラマ化にして興味をあおる映画」に思えました。
 
 ジム・キャリー主演であり、コメディ風につくられていますが、人間は他人のプライバシーに立ち入り観察(注目)することに強い関心がある、ということをこの映画は教えてくれますが、この映画には、さらに2つの「考えさせられること」が含まれています。
 
1つ目は、「観察される社会も恐いが、観察されない(誰一人自分に注目しない)社会も恐い」ということ。
 
2つ目は「かなりの数の広告が、さりげなく、そしてストレートに入り込んでいる」ということです。
 
広告というものは本来、何かの広告であるということが認知されないように組み込まれるものですが、SNS社会は「広告の社会」そのものであると言っても過言ではないと思います。映画『ツゥルーマンショー』は、現代社会を見通していた映画であったのかもしれません。
 
「見たくもない広告」が有無を言わせず目に飛び込んでくるSNS、あなたの心を傷つけることになる可能性も十分ありますのでご注意を。
 
最後に、「SNSで人と人の心はつながるのか」という問題と、有名人の自殺後の「後追い自殺」の件を、後日noteすることをお約束しておきます。
 

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