56歳退職記念ヨーロッパひとり旅9 ウィーンからクラクフへ
2024年10月20日朝5時、チェスキークルムロフを車で出発。今日はレンタカーを返す日だ。車の返却場所ウィーンまでは175km車で3時間30分位と見積もった。今日のフライトはウィーン13時5分のヨハネパウロ2世クラクフ国際空港までのフライトがある。シェンゲン協定があるとは言え、国境越えの国際線になるので、3時間前までには空港に着いておきたい。
借りる時のレンタカー会社のグダグダのトラウマが蘇り、出来るだけ早く車を返したい。あのルーズなレンタカー会社の職員は8時30分に出勤するのか?一体空港まで送ってもらえるのか?送迎付きのプランで申し込んだはずだが、借りる時には、迎えに来てもらえなかった。万が一の時の為に1時間位は余裕を持たせておきたい。
世界一の綺麗な街、チェスキークルムロフでは民族衣装の地元の人、中国人の優しいスーパーのおばさん。イスラエルのバックパッカーの青年。中国人団体客に呆れていたイタリアのおじさん。どん兵衛に絶賛し、飲んだくれて2泊ともベットに寝ない(廊下に寝ていた)スペイン人。
世界一、綺麗で印象的な街だった。
車でウィーンまで向かう途中、地平線から真っ赤な朝焼けの太陽がとても壮大で思わず車を道路わきに止めて写真を撮った。
チェコでは下道をとおり、オーストリアに入れば高速に乗る。空港近くのガソリンスタンドでガソリン95を満タンにすると5分でレンタカー会社だ。時刻は8時32分。予定どおり。
不安をよそに20代の鼻ピアスの綺麗な女性2人がすでに出勤していた。
早速、車のチェック、特に問題なく手続きが終了。せかされるように車に乗せられウィーン国際空港に送って頂いた。余裕でフライトの4時間前には到着。預入荷物のカウンターもまだ空いていないので、朝食のカロリーメイトを食べる。その後、空港内のカフェで缶コーラを買い、人間ウォッチングしながらまったりする。
自分が思っているより時間に余裕があり順調だ。次は一番行きたかった街、私の最初の英語の先生の街クラクフ。昔、ユダヤ人が暮らした街カジミエシュ地区のホステルに泊まる予定だ。
今回利用するのはオーストリアン航空。およそ1時間のフライトだ。
2列ー2列の小さい飛行機の窓際でこれからの旅の思いをはせ、ワクワクした気持ちで空から外を眺める。これから5日間、クラクフを満喫する。