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101 相手がすることは、自分がするかもしれないこと(おやモト)

おやすみ前の #モトの話  101

わしら人間のココロというものは、モトというエネルギー源のようなツブツブが集まってできてまして、コレが足りなくなるとネガティブな気持ちになる、だから増やしてやるとアガるよー!というのが『モトの話』です。覚えてますか?初めて読む方、はじめまして😁

どんなときでも

・相手のすることはただのモトあつめ


やと知ると、相手のすることが「どうでもよく」なります。相手が怒っていようが、嫌がらせをしようが、こちらのモトをムダに与えて減らさなくてええんやと分かるから。それより、自分のモトを集めて相手にも「二番目」を促すか、もしくはしょうもないモトあつめに付き合うことなくそっと距離をとるか、どちらかをすればええと気づくからです。

その上で【うにのトゲ理論】で明かしたとおり

・相手は自分自身である

という「構造の知識」をもって相手を〝観察〟してください……もしこの【うにのトゲ理論】がよくわからないとしても、次のように考えてみてください。

・相手は自分の可能性だ

もしあなたが、相手の立場やったら……その遺伝子で生まれ、その環境で育ち、その経済状況で、その社会的立場で、今、あなたの前に立ったとしたら……たぶんあなたも「今目の前にいる相手」と同じことをするはずです。だから、相手はあなた自身の「可能性」でもあった存在なんです。

【うにのトゲ理論】で明かしたような命の「構造」があるのは、こういう「可能性」を探っているからではないかとわしは考えています。ですから相手はあなたの可能性やし、あなたもまた、相手の可能性なんです。ただ、他者を必要以上に悲しませたり、苦しませたり、怒らせたりするひとというのは、そういうことをなんにも「知らない」だけなんです。

となると、あなたのすることは二つ。
教えるか、逃げるか。
ただ『教える』のには大量のモトが要るはずなので【自分ファースト】がバッチリでないなら、逃げてください
あと、そのひとに何かを教えるのは「相手が求めてから」にするのがいいと思います。物事には「その時」というのがあると思うけど、「その時」というのは、本人にしかわからへんもんですから。

相手がすることは、
自分がするかもしれないこと。


可能性というのは、そういうことです。
これをよく覚えておいてくださいね。


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日南本倶生(みゅんひはうぜん)
「ニンゲンのトリセツ」著者、リリジャス・クリエイター。京都でちまちま生きているぶよんぶよんのオジサンです。新作の原稿を転載中、長編小説連載中。みんなの投げ銭まってるぜ!(笑)