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084 この世はイヤなことが降ってくるテトリス(おやモト)

おやすみ前の #モトの話  084

わしら人間のココロというものは、モトというエネルギー源のようなツブツブが集まってできてまして、コレが足りなくなるとネガティブな気持ちになる、だから増やしてやるとアガるよー!というのが『モトの話』です。覚えてますか?初めて読む方、はじめまして😁

自分自身の『無意識の習慣(=B:信念)』を自分で探り出すために、客観的な「自分史」を書き出してみたらどうか?という話。自分を『許す』ためには無意識の『許せない』気持ちを「あきらめ」て「選びなおす」必要があるから。

幼少期のわしは他人を見下してプライドを守る生き方を選択したのですが、そのまま高校生になってしまいます。今日はそこから😉

高校生、青春真っ只中です。周囲はみんな楽しそうで、イヤなこともみんなで乗り越えて、輝いて見えました。
一方のわしは自分がみじめでした。背伸びしすぎて進学校に入ってしまったため、実力不足で成績がいつも最下位スレスレでしたし(ここでプライドがぶち折れました)、しかも例によって他人を見下すことしか知らない性格とお世辞にも麗しいとは言えなかった見た目で(太っちょで汗かきで髪もボサボサでダサい眼鏡)、いつの間にか学校中の鼻つまみ者になっていました。女子はおろか男子もちょっと避けて通るくらいのハブられっぷりで、友達と呼べる人はほとんどいませんでした。
ただ、吹奏楽部のテューバというニッチな楽器を担当していたので、それにかろうじてしがみつくように三年間を必死でやり過ごしました。卒業式の日は「やっとここに来なくてよくなるのか」とホッとしたものです。

この頃から

「この世界こそが【地獄】なのではないか」

と真剣に考えるようになりました。この世とはイヤなことややりたくないことが次々に降ってくるテトリスのような場所だと思っていました。そんな世界で「どう生きる」のが『正しい』のか? みんなが『正しい』と言っていることはどうして『正しい』のか? そういうことが心から知りたくて、でも誰も教えてくれなくて。

わしはそういう高校生を経ていわゆる「大学デビュー」を試みました。楽しくて幸せな「ふり」をすることで、いつか本当に楽しくて幸せな人生がつかめるのではないか?という実験のようなものを始めたんです。

続きは次回!


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日南本倶生(みゅんひはうぜん)
「ニンゲンのトリセツ」著者、リリジャス・クリエイター。京都でちまちま生きているぶよんぶよんのオジサンです。新作の原稿を転載中、長編小説連載中。みんなの投げ銭まってるぜ!(笑)